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プリズンブレイク :: 2-19 :: Sweet Caroline :: ネタバレ

date: 3/08 20:56

オッケーだ。テレビ中継で恩赦を与えるとアナウンスしてくれるだろう」「ウッヒョー!じゃチケットはいらないな!」「でも感謝であるね」「もういっぺんいってくれ。ほんとにオッケーなんだな」「もう終わった。おれたちは勝った」2人はビールを出して乾杯する。

大統領のプレスカンファレンス。直前にキムが食い下がり「あなたの秘密を知っている。こんどは我々が敵になるぞ」と気を変えさせようとするがあくまで彼女はノー。「私は決めた」と答え、壇上に向かう。

彼女が現れると人々の歓声が上がる。その口調は自信にあふれた大統領のそれであり、栄華を極めたオーラを全身から放っている。「今日はここホームタウン、愛するイリノイで重大なお知らせをしたいと思います」ときりだすその映像をマイケルたちは見守っており、サラは車中のラジオで聞き、胸躍らせている。あ、ついでに狙撃に失敗したケラーマンも落胆顔で見ている。ところがこの後に彼女の口から語られる言葉にマイケルたちは絶望するのであった。

「私は悪性のガンであると診断されました。熟慮の末、この国の大統領を辞任致します」

というキャロライン・レイノルズのウルトラCにすべての人間が息をのんだ。マイケル、リンク、サラ、そしてキムもまたこれにはヤラレた。彼女にとっては、自分の身を守ると同時にマイケルにもキムの勢力にも対抗しうる唯一の選択は「秘密を墓まで持っていくこと」しかなかったのである。

てわけで振り出しに逆戻り。兄弟の夢は崩れ、彼らは凶悪な脱獄犯として連邦政府から追われる日々に突き戻された。

※感想

オープニングでいきなりサラが拘束されたときはイスから落ちそうになりました。だいたいアレってこのドラマのいつものパターン、敵がマイケルたちに向かってて、マイケルたちはなんかやってて、交互にそれが続いて、実は別の場所だったといういつものオチかと思うじゃないですか!あぁびっくりした。心臓発作で死んだらどうしてくれるんだ。

キャロライン嬢のビッチぶりがすばらしい。ぞくぞくシビレました。彼女がキムを退けるときの台詞 "I am the commander in chief and you are a corporate lackey." の「このムシケラの分際が!」という口調が怖すぎます。私は(みなさんも同じだと思うけど)、Patricia Wetigのオトナの事情でこのドラマが台無しになったら最悪ではないかとものすごく危惧していたわけですが、その心配はブッ飛びました。

それにしてもテレンスとそういう関係だったとは!読めなかったなぁ。見たくないなぁ。

キムのサディストぶりもよかったです。ほんとにアイツ憎たらしィ!無人の厨房で尋問するというシチュエーションはギャング映画みたい。この演出は、シークレットサービスもマフィアもやることは同じだなんていう皮肉な意図があるんでしょうか。

サラがマホーンから銃を奪うなんてちょっとデキスギですが、映像で見る限りぜんぜん違和感がないのが見事です。さりげなく演出が巧いのでしょうか。サラって、すかさず車のドアをロックしたり反射神経すごいのかもw。

未来を信じてギリギリ崖っぷちでジタバタするマイケルたちと、自己破壊なカミカゼ作戦に突入するケラーマンとの対比が鮮烈でした。でもケラーマンも失敗したからまだ人生をやり直せるチャンスがあるんでしょうか。

無一文になっちゃったT-Bagもステキです。メキシコで片手ホームレスの人生?それにしてもあの500万ドルって普通に考えて発見されて当局に没収されてますよね。または超ラッキーな税関職員が持って逃げたか。いやぁおもしろい。

褒めすぎでしょうか。これくらいが妥当かなと思う

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