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ヒーローズ :: 2-08 :: Four Months Ago... :: ネタバレ

date: 1/27 23:26

て知っている」と述べ、彼の目的を話した。「このラボは君みたいな能力者を救うためにある。ここで治療を受ければ、その能力をなくすことができる。そうすればだれかを傷つける心配はなくなる。わたしらを信じなさい。君はここにいれば安全だ」

娘のエルはピーターに気があるのか知らないが、子猫ちゃんみたいな笑いを浮かべつつ、妙にベタベタすり寄ってきては軽い電気ショックを与えてウギャッと相手をびっくりさせ、その反応を見て「うっふん」と満足げな顔をするというS女ぶりである。ハイチ人もいた。こちらはあいかわらずのムス顔で、にこりともせずただそこに突っ立っているのだが、彼がいるせいでピーターの能力は完全無効化されているのであった。ピーターはへえええと驚いた。

ボブはラボの概要を教えた。30年前に能力を無効化するワクチンの研究は休止されたがサイラ出現を機に研究を再開し、ワクチンは完成間近だという。

ピーターはボブを信じてここにいることにした。治療といってもやることはなく、毎日ピルを飲むだけである。部屋は独房のよう。これじゃ囚人扱いだが、本人はそれが治療なんだと信じて文句もいわずに従っている。隣の部屋に同じような男がいた。これがアダム・モンローとの出会いであった。

こちらはネイサン。病院で緊急治療を受けたが、全身火傷の変わり果てた姿はホラーである。母アンジェラは涙目であり、本人は鏡を見てギョッとした。

ニキとマイカはDLが助かったので大喜び。病室でハッピーしてたら、医者に意外なことをいわれた。「おかねちゃんと払いますからすこし待ってください」といったら「もう支払いは終わってる」なんていう。そこにボブが登場。こいつが払ったのか。

ニキとボブは初対面である。ニキは正体不明の男の出現に警戒する。ボブはこわいことをいいだした。「ジェシカは完全に消滅したわけではない。多重人格の症例をわたしはたくさん見てきた。またいつかあなたは家族を危険にさらすだろう。わたしたちはあなたを治療できる。だから家族と別れてうちにきてプログラムを受けなさい。家にいて薬物治療してもいいけど、それだと副作用があるかも」という話であった。ニキはその言葉に怯えた。家族と別れるなんてできない!

3ヶ月前。

マイカの11歳の誕生日。バースデーケーキは9th Worders。ここでDLが仕事を得たと発表した。こりゃまたうれしいBIG NEWSである。彼は息子に「パパのことを誇りに思うだろう」と得意げである。家族3人幸せ〜のはずだが、ニキは不安でたまらない。彼女はボブから薬をもらって自宅治療することにしたんだが、ちゃんと治るんだろうか。と思ったら、彼女はひとりでピルを捨てちゃった。またアレが出ちゃったかも?!

ピーター。隣のアダムの存在を知って1ヶ月経ったが、ピーターは自分の名前さえ教えてなかった。アダムを信用してないみたいである。アダムは勝手にペラペラしゃべって「君はヒドい目に遭ったんだろう?あててやる。かつて君は普通の人生を送っていた。あるとき特殊な能力を得たことに気づいた。最初はうれしかったんじゃないか。君は自分が世界を救えると思った。でもある日それはすごく危険なものだと気づいていやになった。そしてものすごく辛い目にあったんじゃないか?」

それはまったくそのものズバリで、ピーターは初めてアダムに自分の名前を教えた。

2ヶ月前。

ピーターは永らく独房にいて、エルが定期的にピルを持ってくるという単調な日常である。彼女は短い会話をしつつ、いつも電気ビリビリをやるのだ。ピーターがウギャッとするのがおもしろいらしい。S女である。

「いったいおまえはなにもんだ?ああそうか。わかったぞ。おれを征服したき

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