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じ建物に監禁されているベネット氏が、マットに向けてマインドメッセージを送っているのだ。マットはムカッ腹を立てながら返事の合図を送った。
リンダマンとネイサン。リンダマンはアイザックのコレクションを見せながら、自分の過去を語る。「私が自分の能力を知ったのは、いまの君よりも若かった。その頃には仲間たちがいた。私たちは寄り添うようになり、世界を変えたいと願った。それはそれは美しかった。でも能力者の中には私利私欲のために能力を使う者もいて、結局、結果はナッシングだった。ひとりづつ傷を癒していくだけでは世界は救えないと私は気づいた。人々は希望を欲しているのだ」といって見せたのはあのNY爆発の絵。
「よいかね。世界の人口は65億。NYが壊滅したとしてもそれは全体の0.07%だよ。この悲劇はよりよい未来への触媒となる。これを機にすべてが変わるだろう。人類は共通のゴールを目指すようになる。怖れを覚えた人々はひとつにまとまるんだ」という話のあたりで、彼の壮大なプロットとネイサンの役割が見えてきた。「そこで君がリーダーとして現れる」といって見せたのが、ホワイトハウスの執務室(かな)にいるネイサンの絵。リンダマンがNY爆発の筋書きを書いた張本人ということか。
マット。ベネット氏から送られてくる言葉に従って、部屋の隅にあるパイプを壊し、これを武器にようすを見にきたガードをノックアウト。彼のセキュリティカードを奪った。脱出なるか。
モヒンダーのアパートを訪れたピーターにサイラが襲いかかったシーンの続き。ピーターは額を切られそうになるが、クレアの能力で完全治癒。さらに相手をテレキネシスでバコーンとブッ飛ばす。映画『スキャナーズ』みたいなサイキック同士の戦闘シーンに突入。ピーターがヤラレそうになったところをモヒンダーが救った。
クレア。NYのピーターの家。ピーターの母の話を聞く。この母親(クレアの祖母)は、クレアの出生をさいしょから知っていたそうである。彼女の能力をすべて知った上で、伝統的な祖母のやり方とは違うけれど(クッキーを焼いてあげるとか)、祖母として秘かに支援していた。あの火事は予期せぬアクシデントだった。この先もクレアは(本人がそれを望まなくても)彼女の庇護下となり、パリに行けという。大人になったら自分の選択をすればよいという。クレアはこんなふうに命令されるのは嫌いだが、従うしかないんだろうか。
モヒンダーのアパート。気絶していたサイラは目をさましたが、モヒンダーとピーターは消えていた。破壊されたラップトップがあって、サイラはリストが手に入らなくなったことに気づいて腹が立つ。部屋の中にアイザックの切り抜き記事を見つけてニンマリした。彼を襲うのか。
アイザック。NYのアパート。"9th Wonder" の最終原稿を描き上げたといって、それを最速で評判のバイクメッセンジャーに託した。メッセンジャーは "9th Wonder" の大ファンで、彼はアイザックに会えて大感激のようすであり「ヒロはどうなるんですか!」と聞く。アイザックはじぶんのファンにスケッチブックをプレゼントした。そこにはピーターとシモーネの絵、赤い傘の下のキスしてる絵が描かれている。彼はメッセンジャーに「これがいつか必要になるかもよ」といった。メッセンジャーは大喜びで出ていった。アイザックは一枚の絵に見入る。男が血の中に倒れていて、頭がカッポリ切り取られ、銃が落ちているという構図。これはだれ?
ラスベガス。ジェシカ・サンダースとDLホーキンズは夫婦ケンカ。「ジェシカだかニキか知らんが、リンダマンのようなギャングと関わる殺し屋女は最悪である。マイカに良くないから今夜出てけ」「黒人
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