TOP
『デクスター』のTOP
1 > 2 > 3

デクスター :: 1-03 :: Popping Cherry :: ネタバレ

date: 3/27 15:45

相手がわるもんだからといってもやっちゃいけないことなので、ドークスはみんなを止めようとするが、彼らはそのまま「まざーふぁっか〜!」と叫んでギャングをブチのめしにいってしまった。

この警官は妹とドークスが浮気してたのを知ったのでドークスが憎い。ゲレロの仲間をブチのめしにいったのはゲレロが憎いからでもあるけれど、と同時に、ゲレロをせいぜい怒らせてそれをドークスに向けさせてやれという陰湿な意図もあったりする。ドークスは1人で去る。翌日、ドークスは、変装用のマスクを手に持ってニターリとこっちを見ているゲレロを見つける。その顔は「いい度胸じゃねえかコノヤロ」と怒っている。

ところでデクスターのウラの稼業の方だが、今回はだれも殺さなかった。15歳のときに殺人を犯して最近施設から出てきた少年をターゲットに絞った。ジェレミー・ダウンズという。彼の後を尾けたら、ナイフを買ってイヒヒと喜んでいるというサイコぶり。さらに尾行を続け、彼が新たな殺人を犯しそうになるところを邪魔した。ジェレミーは逃げ、デクスターの車のガラスを割って財布を盗んだ。

デクスターはジェレミーを処刑に行くが、そいつが元々レイプされて相手を殺したということを知ったら殺すのをやめて、財布を取り戻すだけにした。「もうこれでおしまい?」と怯える彼に「おまえをレイプしたやつは殺されるべきだったんだよな?」「そうだ」「でも次におまえが殺そうとした子はちがうだろう?無実な人を殺しちゃいけない」といって去った。デクスターはこのとき相手に顔を見られているが「財布を取り戻しにいった」という理由があるので不自然ということはないだろう。

最後のシーンでは、デクスターが恐ろしく派手なコンバーティブルに乗ってきて、それをリタにプレゼント、じゃなくて貸してあげた。これは競売予定の車で、リタが新しい車を買えるようになるまで使っていいという。リタも子供たちも大喜び。ボディカラーは血の色。

デクスターの声のナレーション。

「故意の殺人は究極の人間性の欠如をもたらす。殺人者はアウトサイダーだが、と同時に、殺人者は仲間との触れ合いを永遠に渇望している」

原文はこれ → "The willful taking of life represents the ultimate disconnect from humanity. It leaves you an outsider, forever looking in, searching for company to keep." 上のように訳してみたんだけどどうでしょう? ゾゾゾと寒気のするナレーションですね。

※感想

ゲレロの警官殺しとアイストラックキラーは(いまんとこ)無関係の2つの事件である。ゲレロ対ドークス。デクスター対アイストラックキラー。という二本立てでドラマは進行中だが、シリアルキラーの被害者が売春婦であり、ゲレロはマフィアのボスなので、もしかしたらこの2つの事件はこの先接点を持つのかもしれない。

マイアミバイスを見てた方はゲレロを見てカルデロンを思い出すんじゃないでしょうか。ちょっとああいうかんじ。

1 > 2 > 3

1-02 :: Crocodile :: ネタバレ (前の記事)
1-04 :: Let's Give the Boy a Hand :: ネタバレ (次の記事) >
『デクスター』のTOP
[ ドラマ番組カテゴリ ]
[ お知らせなど ]
[ パクリサイトにご注意 ]
[ このサイトについて ]
[ 管理人にメール ]

TOP