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24 :: 6-19 :: Day 6: 12:00 AM - 1:00 AM :: ネタバレ

date: 5/15 12:57

くしようと司法取引を申し出た。その内容はビル・ブキャナンのスキャンダル。リードはこれを立証できる証言者を知っているという。

かつてトムがカレンを追い出すのに使ったのと同じネタである。2年前にFBIとCTUの合同捜査でファイエドは拘束されていた。そのときは証拠不十分ということで釈放されたが、その釈放の責任者がビル・ブキャナンだった。カレン・ヘイズがこれを隠蔽した。という話は過去にも説明された通り、ビルのミスということではなくて、そのときのファイエドは何千人もいた容疑者のひとりにすぎなかったのであり、決められた手順通りに釈放しただけなのだが、タイミングが悪いのだ。というのはつまり、説明するとこんなかんじ↓

テロリストは死んで核爆弾は押収。危機は去った。ジャックが単独行動に走っているが、それは水面下の動きなので世間は知らない。事件が解決し、ウェイン・パーマーが危篤入院という情勢にあっては、既にホワイトハウスの政治ゲームは次の段階に進んでいる。「犠牲者は13000人。結局のところ、だれのせいだ?」という点に世論が集中するのであり、責任の所在が問われている。だれかが責任を取らなくちゃいけないというんで、権力者たちはそのスケープゴートを探しているのだ。という情勢にあっては、ビル・ブキャナンのコレは格好の餌食となる。

かつて、カレンはこれをネタにトムに恐喝されて、いちど自ら辞任したという経緯がある。それもまた突っ込まれる要因となる。「自分に非がないのならなんで辞めようとしたのか?夫のスキャンダルを隠蔽しようとしたのか?」というスキを与えてしまっている。DODのピーターは「ホワイトハウス関係者から罪人が出るのは望ましくない」と述べ、暗に「ビルをクビにせよ」とほのめかすのであり、カレンの立場は悪くなった。夫を取るか、仕事を取るか。

CTU。ナディアはジャックとチェンの通話記録を発見。だが、通話内容は暗号化されていて、解読できない。大急ぎで解析中。ドイルはジャックが立ち寄りそうな場所をひとりで探している。彼は少しずつジャックに近づきつつある。

という頃、ジャックはチェンとの密会場所に到達。無人の廃屋にC4爆薬をセット。その後、気合いの表情でビルにコール。ボイスメッセージにつながったので死を決意した伝言を残す。「ビル、うまくいけば、この伝言が届く頃にはオードリィは救出され、CTUの保護下にあるだろう。おれは大統領に『この基板をぜったい渡さない』と約束をした。そして彼にその保証をするとも約束した。この伝言がその保証である。基板は爆発でコッパミジンになるだろう。密会場所はHighway 305のカルデロン・モーテル。ビル、オードリィを頼む。ありがとう。君はずっとよい友達だった」

モリスがクロエとの不仲を理由にブキャナンに異動させてくれと申し出た。その後、ブキャナンはカレンから「あなたがスケープゴートになるしかないのであり、私はあなたをクビにしなくちゃいけなくなった」と告げられ、妻からのこの言葉にさすがの沈着冷静な指揮官も頬がぴくぴく。あっちこっちで人間関係がギスギスです。

CTUではまだジャックとチェンの会話をクラックできない。さきほどのジャックの伝言をビルは聞いてないようだ。ドイルはジャックの車両を発見し、ここで車を乗り換えたのか、それとも近くにいるのかを必死で推理する。

CTU。ビルはサクサク辞任で、いや、辞任ではなくてクビになったという最悪に不名誉な去り様でCTUを出ていった。功労者のひとりだというのに。彼はナディアに「私はクビになったから、後は君が指揮官代理となる」とだけ告げた。納得できない彼女は「なぜなぜなぜ」と問いつめるが「これが

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