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』呼ばわりされてびっくり仰天。だが、驚いているヒマもなく、副大統領の「あなたの国の近くにはアメリカ軍が配備されており、私の攻撃命令を待っている」という脅しはグサリと重い。
CTU。ドイルは15分以内にスタンバイOK。その頃、ローガン発案のマーサによる説得工作もスタンバイだが、かんじんの相手、ロシア大統領夫人がスピーチ中だそうで、これが終わるのを待つしかない。ジリジリ。
アニャを待つあいだ、ローガン、マーサ、アーロンの3人は気まずい時間を過ごすわけだが、このシーンのマーサの壊れっぷり演技がスバラシイ。迫真です。トラウマです。ローガンにキウィをぶつけ、彼をケチョンケチョンにこきおろすその姿はうらびれており、アーロンの愛にすがって生きている悲しい女。その名はマーサ。だが、私たちはこのズタボロ女性が、ときにスゴいガンバリを見せることを知ってるわけであり、ここは一発キメてくれるだろうと思った矢先に、な、なんと果物ナイフをローガンの肩にグサリ。傷は動脈をカット。重傷です。
ローガンは緊急車両で運ばれていった。ここでやっとアニャとつながった。だが、マーサは前夫を刺したばかりでドン底ズタボロであり、いったい彼女は役に立つんだろうかとだれもが思う。アーロンは「だいじょうぶか?」と心配しつつ、受話器を渡した。したらばマーサはピリリとヤルキモードになり「アニャ、おげんき?じつは緊急の用件があって〜」と意外にも落ちついた口調で状況を説明した。これが彼女のすごいトコですね。
これを受けてスバロフ大統領は直ちに領事館にコール。マルコフに「捕まえたアメリカ人をとにかく解放しろ」と直接命じた。がマルコフはこれを拒否。大統領命令を無視するという反逆行為に及んだ。大統領はアニャを通じてマーサからもたらされた情報を信じたようであり、よって、彼はブキャナンに政府の意向を伝えた。「ロシア政府はアメリカ合衆国政府がロシア領事館に武力行使することを支持します」
ジャック。やっと衛星電話をゲット。CTUに電話しようとしたところでロシア人が突入してきた。銃撃戦。
CTUからドイルに突入命令が下った。彼はチームを率いて一斉に攻撃開始。ジャックのいる部屋にもCTUの銃弾が突き刺さる。ロシア人、バタバタ倒れる。アワを食ったマルコフはグレデンコに緊急コール。「緊急である。いますぐ発射しろ」と伝えた。ジャックはドイルに救出された。「ファイエドとグレデンコはShadow Valleyだ。急げ!」というジャックの伝言を受けて、CTUは直ちに派兵。そしてその頃、ローガンは救急車の中で息絶えたのだった。
※感想
マーサの壊れっぷりと、ローガンのウスッペラさがすばらしい。いやぁ階段を踏み違えちゃった権力者の末路ってこういうもんすかと思いました。マーサのヤク中ヒステリーオンナみたいな演技はほんとによかったですね。その直後に、ビビッと仕事をしちゃうっていうのが彼女の魅力です。
新人ドイルくんは超ナマイキなので好みが別れるキャラですが、私はこういうひと好き。カーティスの後を継いで、ジャックを助けてもらいたい。と思ったら、領事館でジャックを救出したとき「ダイジョブですか?」なんて言葉は一切ナシでした。愛想をいわないタイプなんでしょう。Rick Schroderというひとだそうです↓
おもしろくなってきたとは思いますが、わるもんの存在感がいまいち薄いような。見る者
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