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24 :: 6-09 :: Day 6: 2:00 PM - 3:00 PM :: ネタバレ

date: 2/15 09:22

(薬物の大量投与)をやったのか」と聞かれたジャックは自分の落ち度を認めた。「おれはあのとき自分をコントロールできなかった。デイヴィッド・パーマー暗殺の話を聞いて、ほんとうにアイツを殺してやりたいと思った。でも父の顔を見たらヤバいって気づいて、んでバークにやめるよう命じた。あれでグレイは助かったと思っていたんだよ」と告白。

ビルは辛い。つい数時間前、ビルはジャックに「国のために死んでくれ」といったんである。それを文句もいわずに受け入れたジャックは自力で脱出してきて、いまも命を賭けて戦っているのだ。これは責任問題になるだろうと彼は知っている。迷った末に「ちょこっと手直しして報告しとくわ」とこの話を終わらせようとした。ところがジャックが「それはいかん」という。「おれは実の兄弟を殺した。それは事実である。そのまま報告してくれ」といわれたビルは「オーケイ」と答えるしかなかった。

大統領。アサドのスピーチ原稿をチェック中。そこに副大統領から着信。「トムの計画を拒否したあなたの姿勢に異議を唱えるものである」といわれた。「ムスリムコミュニティから情報を得るにはこれしかないのだ」「テロリストだった男をテレビに出させてですか?」「彼はだいじょうぶだ」「私は票集めのために副大統領候補になりあなたを支援してきた。だがいまになって、あなたに反対票を投じる人たちのきもちがわかってきました。あなたは政府内で孤立しているんですよ」

ウェインは重い気持ちで電話を切った。隣にいたアサドには副大統領の声は聞こえていないが、会話の内容を察したのであろう。「あなたはぎりぎりの瀬戸際にきてますね」と声をかけられた。「お国の一大事だからね」「こんな状況のときは身近な周辺の人たちに気をつけたほうがよい」「あなたの文化とわたしらの文化はちがいます」「文化どうこうの話ではない。人間の本性です」といわれてウェインはぎくりとする。

その頃、トムはボイラー室にこっそりやってきた。「ここなら盗聴されません」とリードが出迎え「このままいったら間違いなくたくさんの犠牲者が出ます。私も含めて国を愛する者たちはそれを望んではいません」なんて調子で、政府内反乱、つまり大統領を失脚させようという陰謀話をトムに囁く。リードは慎重に言葉を選びつつ、誰が関与しているのかを聞いても名前を挙げない。「副大統領か?」と聞いたら「彼はこれのことは知らない」と答えた。リードは「アサドのテレビ演説に関する大統領の行動日程が欲しい」という。それはトムしか得られないものらしい。トムは熟考の末、わかったと約束してその場を去った。

ジャックはマリリンを訪ねた。グレイのことを詫びると彼女は「謝ることなんかない」と意外なことをいうので「まだ聞いてないのかもしれないが」と自分からいおうとしたらば「ぜんぶ聞いたわ。私はあの男が殺されてもしょうがないと思う」なんていう。仮面夫婦ってヤツらしい。彼女が愛してるのはジョシュのみ。息子には「心臓発作で死んだ」とだけ伝えてあり、父のウラ側のことは一切隠してある。ジョシュにとっては愛するパパなのだ。彼をいま傷つけることはない。マリリンは夫の死なんかどうでもよくて、息子を守ることしか頭にないようだ。ここでマリリンはグレデンコというロシア人の名前を聞いて、あることを思いだした。

数ヶ月前、夜になるとでかける夫が浮気をしてるんだと思って後を尾けたことがあった。嫉妬心からではなく、離婚するときにジョシュの養育権を争うのに有利になると思ったからだ。グレイはWest LAのとある家にいった。窓に近づいたらロシアなまりの男の声が聞こえた。浮気じゃないのかと思ってそのまま帰った。ジャックはピンとくる

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