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ドレスデン・ファイルズ :: 1-12 :: Second City :: ネタバレ

date: 8/31 00:10

証拠の焼ゴテを発見した。だが、フードを被った犯人が突入してきて焼ゴテを奪い返し、スクラップブックから数ページを破りとって逃げた。こいつは銃弾をモロに受けたが悠々と立ち去った。

犯人を逃がしたのは残念だったが、捜査は進展した。だが、ここでまたいつもの問題が浮上する。「マーフィはどうやってその家を特定したのか?」という質問に彼女は答えられず、ハリーのアシストはまったく評価されず、オマケにハリーとマーフィのブチューがパパラッチされて、その写真が署に回ってきた。マーフィは謹慎処分になった。2人はいつもこんなふうになる。ハリーとマーフィの努力はいつも報われない。

パパラッチヤローはマンザのお抱えライターのハラク(Harrack)だった。ハリーはいちど署内で彼に会ったことがある。マンザと同じくイヤミなヤツだ。結論からいっちゃうと犯人はなんとヒーロー警官と思われていたマンザなのだった。彼は『九死に一生を得た悪人たち』を制裁するという処刑人みたいなことをウラでやってたワケだが、単に『制裁する』だけでなく、相手の運を奪っていた。そういう魔術を知ってたのだ。マンザはこれまで何度も危険な場面に出くわしたが、いつも銃弾は彼に当たらなかった。彼は危険を犯して人々を救い、マスコミは彼をヒーローと呼んだ。普通の警官なら殉職してしまうところを幾度となく回避できていたのは、彼が『セカンドチャンスをもらえた元悪人たち』の幸運を吸いとっていたからなのである。

マンザは、マーフィの父ジョーが大昔にレイエスと因縁があったことを知り、ジョーに罪を被せようとしたが失敗した。その場にいたジョーは焼ゴテジューをされちゃって心拍停止した。彼は心臓の持病があるのだ。ハリーはジョーを救い、マンザの野望を打ち砕いて事件解決に貢献した。またいつものように報告書に書けない内容だから彼の活躍を知る者はいないのだが、ジョーに認めてもらえたのでうれしかった。彼にだけはインチキ魔法使いじゃないってことがわかってもらえたようなのでまぁよかった。

補足#1。ハリーの警察署におけるコンサルタントの報酬は1日500ドルと明かされた。けっこうイイんだね!

補足#2。マーフィと父ジョーの会話で、彼女の娘はアンナという名前だと明かされたが、前回(1-11 :: Things That Go Bump)のエピで、ニセマーフィに化けたDrakeが「娘は9歳だ」といっていた。そして今回のエピで初登場した父ジョーがフロリダから来た理由は「Clidgeon Oliakという男(ジョーの元同僚警官?)が自殺したので遺品を前妻に届けにきた」というシーンがある。また、別シーンでは、マンザとカマニが会話する場面で「9年前の事件の復讐のためにジョーがフロリダから殺しにきたのか」「んなアホな!」ていう言葉がある。さらにジョーがハリーに怒ったときの台詞「おまえに娘の孤独がわかるか!」と合わせて考えると、娘の年齢と事件の年数が一致するし、なにかものすごーくトラウマティックなことがあったのかなと推測できるわけで、マーフィの娘のアンナちゃんっていうのは名前しか出てきてないけれど、きっとすごい悲しい出生の秘密があるのかもしれない。ちなみにアンナちゃんのお父さんの話題はまったく出てこない。ハリーは前回のエピで「娘がいたの?」なんて驚いていたので、ここらへんの過去は彼も知らないと思われる。このへんはシーズン2の伏線なんでしょうか。父がフロリダから出てきた理由をわざわざ脚本に入れるからにはなにかあるんじゃない?と思うんです。

感想

てわけで、The Dresden Filesはシーズンフィナーレとなりました。満員御礼。というほどではない

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