date: 8/31 00:08
ドレスデン・ファイルズ/The Dresden Files。シーズン1の8話。ネタバレ!
SPOILER!!!
ネタバレです!!!
高級ホテルのスィートでギャングのThomas Edward Thompson、通称トミー・トムと、ジェニファー(Jennifer Randall)っていう大学生の女が殺された。殺されたありさまが異様であり、2人の心臓は体内から破裂していた。体の中に花火を埋め込まれたか、電子レンジを使った犯行?
この異様さにチビッたマーフィはハリーに協力を求めたが、彼は死体を見るなり拒否。ひとめで黒魔術による犯行と知り、こんなものにクビを突っ込んだらThe Councilとややこしいことになるわけで、ハリーはサッサと辞退した。触らぬ神に祟りなし。
と思ったら、The CouncilのAncient Maiにさっそく呼びだされた。彼女は事件のことを知っていて、ものすごく怒っている。The Councilの目指すものは断片的にしかわからないのだが『黒魔術による殺人を抑止する』というのが主要なテーマのひとつらしい。Ancient Maiは怒りのオーラをメラメラと燃やし、ガツガツと肉を食いながら「このエリアで黒魔術を使えるのは私とモーガンとおまえしかいない。おまえがやってないというのならだれだ!」とハリーをチビらせ「おまえじゃないというのなら、そいつのクビをここに持ってこいドアホ」と命じられてしまった。
このシーンすごく怖くていいデス。このときのシーンで「おまえは5年前に叔父を黒魔術で殺したではないか」「あれは正当防衛だったんデス!」という会話があった。このへんの事情は過去のエピで何度か出てきているが、少しづつ真相が明かされていくのであろう。
てわけで、Ancient Maiに命令されちゃったので、やっぱりマーフィの捜査を手伝うことにした。マーフィは魔法だの呪いだのというのをまるきり信じているわけではないが、今回の事件ではよほど困っているのか、素直にハリーの話を聞く。魔術の話を「ふむふむ」という顔で聞いているので、いつもとちがうかんじ。
殺された女性のジェニファーは、トミー・トムの愛人だったのだろう。学生にはありえない豪華なアパートに住んでいた。部屋に家族や友達の写真があった。ハリーがマーフィにレクチャをした内容によれば、魔術で人を殺すやりかた、ブードゥーみたいな(日本風にいうとワラ人形みたいな)やりかたを使えば、犯人は被害者の血や髪の毛を使って、遠くから死を与えることができる。これに必要なのは『強い感情』である。愛/怒り/悲しみなどがよいが、最も効果が高いのは憎悪である。憎悪が強いほど激的な効果をもたらす。今回のような陰惨な殺人を引き起こすためには、ものすごい憎悪が根底になければならない。という説明をするシーンで、ハリーが5年前に黒魔術で叔父を殺した記憶がフラッシュバックする。それだけ叔父を憎んでいたということか。
マーフィはふんふんと話を聞いた。トミーはギャングだからひとから恨みを買うことが多かっただろう。本命はトミーだと彼女は思うが、ハリーはジェニファーこそが本命だったと考えている。んで、彼女を憎んでいるひとはいないかと探しに出ていった。
ジェニファーの部屋に女友達と写ってる写真があった。2人の友達はグレイス(Grace Cutler)とリンダ(Linda Atwater)。3人は仲良しグループだったみたい。グレイスの家を訪ねたら、母親が出てきて「娘は1年前に死んだ」と語った。死因はオーバードース。グレイスの母は「ジェニファーとリンダのせいでグレイスはヤク中になった」といい、彼女の夫も娘の後を追って死んだと
1 > 2 > 3