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ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ :: 1-03 :: The Turk :: ネタバレ

date: 2/14 07:36

ィはいまごろサイエンス界のヤングスターになってんのかと思ったら、意外にもケータイ電話ショップの店員だった。サラは彼と接触。ケータイを3つ買い、デートの約束をした。

その夜、アンディの家でディナー。初デートが相手の家というのは唐突だが、ドラマ的に彼の家の中を見せる必要があるのである。このドラマの脚本はサクサク進むかんじでいいな。

アンディが語ったところによれば、父親が急死したんで大学をやめなくちゃいけなかったと明かされた。だからケータイ屋で働いているのである。でも彼はサイエンスをあきらめたわけではなく、自宅で自分の好きな研究をやっていた。部屋の壁には、Kramnik vs. Deep Fritz(人間対コンピュータの有名なチェスマッチ)のポスターが貼ってあった。「これは本物だよ!プレミアもんだよ!」とうれしそうに自慢するgeekぶり。

さらに部屋の奥には、彼が独自に開発中のシステムが置いてあった。ラックにいろんな機械があって、ケーブルがうじゃうじゃ刺さってるが、サラはそれを見てもサッパリわからないが、チェスの話と合わせて想像するに、AI(人工知能)の開発をやってるんだと思われる。あー、やっぱり彼がスカイネットをつくっちゃうんだな。アンディくんは知的で好奇心旺盛、かんじのいいgeekである。サラは彼を殺しちゃうんだろうか。

もっと話を聞きたかったが、邪魔が入った。サラは庭に不審者を発見した。不審者はスグに逃げたが、その腕にはレジスタンスの証であるバーコードのタトゥがあったことを私たちだけが見た。サラはそこまで知らない。不審人物がウロウロしてると知ったアンディが警察に電話しちゃったのでサラは退散。今日のスパイ活動はここまで。

その後も彼と接触して真意をさりげなく聞きだした。彼は自分がつくったシステム、Turkのことを熱っぽく語りだして、プログラムを書いただけじゃなくてハードも自分で工夫してこしらえたんだという。「X-BOXやプレステの部品はすごいのだ」なんていうこともしゃべっていた(かつて北朝鮮が軍事目的にプレステを大量購入したなんていう噂がありましたね)。

アンディのオタク話はえんえんと続くのであり、やっぱり彼は「考えるコンピュータがあったらすごいよネ」なんていいだしたので、サラは重いきもちで銃を持つ。殺しちゃうのかと思ったら、ドタンバで彼女は気を変えたようであり、彼の自宅を燃やすだけにした。アンディは自分の研究がぜんぶパーになって泣きわめいた。

ところでサラはアンディの家を燃やす前に病院に行った。ガンの検査をしたのでその結果を教わりにいったのだ。そしたら意外にも「健康そのものである」といわれた。医師はサラがすごく自分の健康を心配してることに気づき、この医者はもちろんサラの素性などは知らないが「あなたはお子さんのために自分の健康を心配しているね?」とズバリな指摘をし、なかなか鋭いことをいった↓

Don't drive yourself crazy chasing the future. We can't predict... You know? We can only try and prevent.

未来のことを心配しすぎてはいけない。なにが起こるかなんてわからない。私たちにできるのはせいぜいジタバタするだけ。

医師は単にサラのことを心配性の母親だと思って「リラックスしなさいよ」くらいのアドバイスをしたみたいだったが、サラとジョンの運命と考え合わせるとこの台詞はズシンとくる。サラがアンディ殺害をドタンバでヤメたのはこの医師の台詞のせいかもしれない。あるいは、自殺少女を助けられなくて苦悩するジョンを見たからかもしれない。

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