date: 3/28 23:00
知ってるらしい。ケラーマンは知らない。
ステッドマン氏の棺から遺体が出され、遺体が検分された。その結果をベロニカとニックが聞く。歯形の一致からステッドマン本人の遺体に間違いなしと知らされた。落胆して部屋を出ると、そこに副大統領が立っていた。「よくも弟の墓を掘り返してくれたわねこの△■×□ .... !」。
(フォックスリバー刑務所内)
夜。マイケルは再び穴に潜る。精神病棟の下の迷路のように複雑なパイプの構造を把握するためだ。下水トンネル経由で精神病棟の近くのマンホールから地上に出る。
このとき彼はガードのユニフォームを着ている。これはマンシェ(スクレのデブの従兄弟)がランドリー部門で働いていて、明日の朝返すという約束で持ってこさせたのだった。ガードのフリをして精神病棟を訪れ、トイレを使わせろと中に入った。ガラクタだらけの地下に入って「ユーティリティシステムアクセス」という重いフタを開け、中を覗き込んだところで見つかりそうになりごまかして外に出た。
いったんマンホールに入り、こんどはボイラー室へ。スチームパイプが複雑に入り組んだ場所でCOと鉢合わせしそうになる。わずか数10センチの距離でCOは無線連絡をしている。
マイケルは背後で息を潜めている。あとずさりしたら、熱した蒸気管に背中が当たった。背中が焼ける。10秒。20秒。痛みに耐え、COをやりすごした。火傷はひどく、皮膚と衣服の繊維が溶けて固まってしまっている。セルにかえり、スクレにユニフォームを脱がしてもらったところで気絶した。
気がついたら診察室でサラの治療を受けていた。どうして火傷をしたかはいわない。サラは火傷の皮膚にはりついていたのが、ガードの制服の繊維であることを知る。
スクレはポウプとベリックに尋問される。スクレは「寝てましたから知りません。マイケルは兄の死刑のことでさいきんすごく変だったし、だいたい無口なヤツだし、わかんないすよ。とにかくなにもしてませんですハイ」とつっぱり通す。「Matlock(マジシャン)がやったちゅーんかい!」とベリックに怒鳴られて「それはだれ?」とスクレ。
マンシェは穴の開いたユニフォームをCOに見られて大目玉を食らい、スクレを「ナニがどうなってんだ?」と責める。スクレはなにもいわない。
マイケルは鎮痛剤をもらってセルに帰る。服を脱ぎ、鏡の前で包帯を取って背中をチェック。火傷部分のタトゥーが焼失したことを知る。がびーん。
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1-15 By the Skin & the Teeth
aired date: 03/27/2006
Writer: Nick Santora
Director: Fred Gerber
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