date: 10/15 16:18
ることができないのである。「わたしにはお見通しだぞ!」といったら「なんでもええから、とにかくパークマンを仲間に入れろ」といわれた。
ダフニーがビュンと去った後、ひとりの人物がそろりとPINEHEARSTから出てきた。それはマット父のモウリー・パークマンである。モウリーは外に出てくるとジロリと周囲を見回し、また建物に戻った。
モウリーがある部屋に入る。その中央にはベッドがあり、だれかが寝ている。ベッドの回りにはたくさんの医療機器があって、医者が忙しく世話をしている。モウリーは丁重な言葉づかいで進捗状況を報告する。
「チームづくりは順調です。ご命令通り、ネイサンにリンダマンの幻影を見せています。彼は自分が神の仕事をしていると本気で信じています。ええ。ええ。そうですね。はい、おっしゃる通りに軍団ができつつある。あ、すません。ノックスがさっき電話してきました。アダム・モンローは明日到着の予定です」
なんて調子でしゃべり続けているが、相手の声は聞こえない。モウリーは心の声を聞けるので相手はしゃべる必要がないということだろうか。モウリーがテレパスを使えば彼もしゃべる必要はないと思うんだが、それだとドラマの演出上困るから彼だけがしゃべってるのだろうか。最後にモウリーはこういった↓
「はい、すべて仰せの通りに。ペトレリ様」
※PINEHEARSTのウェブサイトがありました↓
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