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ユリイカ :: 2-05 :: Duck, Duck Goose :: ネタバレ

date: 9/15 23:08

りえんという。この中で彼が「エリア51の資料も全部消されたからね」と述べ、ジャックがうれしそうに「エリア51はやっぱほんとなんだ!」と聞くと「あ、それはうそ」と答えたりする。スターウォーズ計画は20年前に頓挫したが、資料のスライドを見ていたら、当時のサイエンスフェアの一等賞の中にフィン博士がいたのでびっくりした。彼は16才で大注目を浴び、政府から招かれるサイエンティストになったのだ。

ジャックはもういちどフィン博士に会って、いろいろ話して、もしかしてサイエンスフェアに出品されているなにかがものすごい磁力を発して隕石を引きつけているんじゃないかと考えた。ジャックは博士といっしょにフェアの会場に来た。子供たちのプレゼンテーションが進行中。ネイサンと校長が審査をしている。男の子がサイバネティックなんとかっていう発明品を説明するんだけど、ネイサンは「Bear Bryant(昔のフットボールのコーチ)がなんていったか知ってるかね?『ポテンシャルがあるとはつまりまだあなたはそれを得てないということである』という有名な言葉を君にあげよう。君はほんとに科学者になりたいの?ヘッ」なんて調子で、子供相手に憎たらしいことをいう。それを聞いたフィン博士は「まったくヤだね」といい、ジャックは「アイツはいつもあんな調子でおれにもしゃべるんだ」と不満を述べた。

メイガン・ハリントン(Megan Harrington)という女の子の番になった。メイガンはゾィのクラスメートだがものすごく仲が悪い。ゾィが物理のテストで94点を取って以来、目の敵にしていぢめてくるのだ。いぢめっこである。メイガンは典型的なパワーエリート人種であり、ゾィのことをしばしば "norm" と呼ぶ。"norm" とは『平民』とでも訳せばよいのか。そこには嘲笑が込められている。メイガンの母はグローバル・ダイナミクスで働く素粒子物理学者であり、ゾィの父はIQ111のシェリフだからそうなっちゃうのだ。メイガンはとにかくいちいち憎たらしィガキである。子供にして既にbitchである。子供ビッチ。

メイガン・ハリントンは自信まんまんでプレゼンを始めた。彼女の発明品は "Solar powered ultra high resolution gamma pulse tomography" ちゅうもので、それは簡単にいうと、X線写真やMRIに代わるものだという。彼女はそれをS.G.T.と呼び、この技術を使えば医療分野は画期的に飛躍するのであり、ガンは治療可能になるという。スゲー。「それでは見ていただきましょう」と子分に命じて自分の発明品のスイッチを入れさせた。そしたらとんでもないハプニングとなり、そこらじゅうの金属が宙に舞い上がってあたりは騒然となってしまった。一時的に強力な磁場ができたようである。

てわけで彼女のプレゼンは大失敗となったのだが、じつは誤動作の原因はゾィのいたずらであった。彼女は自分の発表を(こちらはハエの研究というかわいいものだったが)メイガンにいぢわるされて邪魔されたので、お返しをしてやったんだという。メイガンがランチに行ってる間にレバーをゴニョゴニョしてしてやったのだ。ゾィを叱るのは後回しで、いまは隕石落下事件が優先である。

ジャックがメイガンの発明品を見て「これのもっと大きいヤツがグローバル・ダイナミクスの屋上にあるよね」と述べた。それは最近開発されたセキュリティ関係の考案物で、ジャックが指摘した通り、メイガンと同じソーラーパワーのアイデアを使っていた。これを開発したのはジェーン・ハリントン。メイガンの母親だった。お母さんの研究をマネしちゃったのか!グローバルダイナミクス

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