date: 8/18 23:42
ユリイカ/Eureka。シーズン1の5話。トカゲの尻尾の再生能力を研究してた科学者カールソン博士がラボで事故に遭う。
カール・カールソン博士はバクテリアなんかを研究している学者で、潔癖性(とはまたちがうのかな)のような癖があって、極度に他人との接触を嫌う。
彼は仕事場に出勤するだけでも大騒ぎで、シェリフに車で送り迎えをして欲しがるという憎めない変人だが、彼がトカゲを使った実験中に事故を起こしてしまう。所長のニーサンは「おまえはクビ!」と即断。カワイソ。たちまち政府の「お掃除」チームがやってきて、彼の家を完璧にサニタイズし、彼が第二の人生を歩むための書類が用意される。つまりユリイカの極秘ラボは最高機密だから、研究者を解雇するのも手続きがたいへんというわけなのだ。
ラボの研究が人生のすべてだったカールソン博士は自殺を図る。助けにきたジャックといっしょに高い橋から落っこちてしまう。彼はすごくふとっちょで、ジャックはちょうどカールソンの上に落っこちたので運良く助かる。
下敷きになったカールソンは死んだかと思ったらそのままスタスタ歩いて逃走。彼は実験中の事故のせいでハイパーに生まれ変わった模様。強力な自然治癒力とテレキネシスを有するようになっていた。カールソンの能力を見たニーサンは解雇を撤回して、彼を調べる。どうやらセクション5のなにかと関連があることがわかってくるのだった。
※感想
セクション5ってのがなんだかまだわからないけど、中にある "artifact" がすごそうだ。所長のニーサンはそれのスゴさに取り憑かれていて、彼だけが "artifact" の秘密を知ってるようだ。でも彼自身それがなんだかわからないでいるらしい。"artifact" っていう単語はなんて訳せばよいのかむずかしくてよくわからない。「深淵で崇高で価値のある人工物」という意味合いだと思う。日本語だと ... 「秘宝」?これだとサイエンスぽいかんじがしないからちょっと違うかなぁとも思う。
ビバリーっていう女性がいる。彼女はちょっとエッチなセラピスト。優しくて包容力があってお色気ムンムンの熟女で、ギークな悩みを持つユリイカの住人たちを癒している。みんな彼女のことを信頼していて、悩みがあると相談にいくんだけど、このカールソンも相談にいってたんだけど、彼女はなにかウラでゴニョゴニョやってるんだ。どこかの誰かから指令を受けて動いているんだけど目的がよくわからない。でもセクション5に関することだけは確かみたい。彼女の役どころはちょっとイイ。
本筋とは関係ない話だけど、このドラマはしゃべる家とか、デスクを指でなぞって使うコンピュータとか、究極に寝心地のよいベッドとかいろんな未来の創造物が登場する。このへんもおもしろいですよ。
ところでカール・カールソンってシンプソンズのキャラですよね。ふふ。
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aired date: 08/15/2006
Writer: Dan E. Fesman
Director: Michael N. Grossman, Michael Grossman