date: 8/10 21:25
ユリイカ/Eureka。シーズン1の4話。スペンサーがエイリアンに拉致される。
スペンサーは仲間たちといっしょに "They Came To Conquer" というSF映画を観たらば、その夜、光にさらわれて行方不明となり、翌日、ミステリーサークルの真ん中でハダカでいるのを発見された。彼はなにかに怯えている。エイリアン・アブダクティ?
ユリイカの極秘ラボ「グローバル・ダイナミクス」に議会のエラい人がやってきた。ラボで研究中の最新プロジェクトを視察する。これは人間の無意識レベルに作用するマインドコントロール兵器で、これが実現すれば、従来の戦争スタイル、すなわち戦車や重火器による現代戦のありようは根底からくつがえされることになるわけで、まさに驚異の発明品だ。
まだ試作段階であるが、この人物はラボの研究予算に関わる決定権を持つ要人であるため、ここはひとつナイスなデモを披露して成功をおさめなければならない。所長のニーサン以下、所員たちは皆ピリピリムード。という待ったナシのだいじな状況の中で、これの研究に関わったファーゴが行方不明となる。彼もスペンサーといっしょに映画を見たのだ。彼の失踪はスペンサーの事件と関わりがある模様。
※感想
ユリイカに訪れた政府要人が「グローバル・ダイナミクス」の中の最高機密部門であるセクション5に執拗な興味を示して、強引に中を見せてもらうというシーンがある。見終わった後、彼は「世の中が違ってみえちゃうよ〜」なんていっていた。なにがあるんだろう。はやくみたい。なんだかわからないけどスゴそうです。
このドラマはサイエンスオタクだけが住んでいる小さな町ユリイカが舞台になっているので、出てくる人間はみんなオタクばかりだ。つまり全員のキャラが濃い。普通のSFドラマだったら、たいていこういう脇役が必ず1人はいるものだが、このドラマはほとんど全員がギーク系なんだ。CTUが全員クロエだったら、CIAが全員マーシャルだったら、と想像してほしい。すごくないですか。
そんな中でひとりだけマッスル系のキャラがいる。ソルジャータイプの女性で、武器の扱いが得意なdeputy(副保安官)のジョー・ルポだ。ヒマがあると銃の手入れをして、パンチやキックが得意な彼女だけはオタクじゃないのかなと思っていたら、スペンサーたちといっしょにSF映画を見て「いいねぇこれ」なんていっていたから、彼女もやっぱりSF好きのギーク系なんだなと思った。
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aired date: 08/08/2006
Writer: Dan E. Fesman, Harry Victor
Director: Marita Grabiak
Story: Betsy Landis, Varina Bleil