date: 8/04 23:29
ﾕﾘｲｶ／Eureka｡ｼｰｽﾞﾝ1の3話｡ｼﾞｬｯｸはﾀｲﾑｽﾘｯﾌﾟを体験する｡20分間の記憶ｾﾞﾛ｡
冒頭ｼｰﾝ｡ｼﾞｬｯｸはﾍﾝﾘｰを撃ってしまう｡その間の記憶はｾﾞﾛ｡自分がなぜ銃を握っているかもわからない｡ﾍﾝﾘｰっていうのは元NASAのｴﾝｼﾞﾆｱで､発明家で､汚いﾂﾅｷﾞを着たﾌﾚﾝﾄﾞﾘなあんちゃんなのだ｡彼は友達だからｼﾞｬｯｸが傷つけるわけがないのに｡ここからﾋﾞｭｰﾝと時間は逆戻り｡
24時間前｡ﾍﾝﾘｰの親友の2人の有能な科学者の夫婦が町にやってきた｡2人の目的は､DOD管轄下の秘密ﾗﾎﾞである｢ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ﾀﾞｲﾅﾐｸｽ｣で自らが開発した防御ｽｰﾂの実験を行うことだった｡
実験は惜しいところで失敗｡夫のｼﾞｪｲｿﾝは｢頭を冷やしてくる｣といって外に出てﾍﾞﾝﾂをｶｯ飛ばす｡なぜかこのとき､助手席には心理ｶｳﾝｾﾗｰのﾋﾞﾊﾞﾘｰ（このﾋﾄはｲﾛｲﾛと怪しいのだ）がいて､ちょうどﾊﾟﾄﾛｰﾙ中のｼﾞｬｯｸと山道でｽﾚ違って､ｽﾋﾟｰﾄﾞ違反で止められるんだが､ｻｸｯと逃げられる｡ｼﾞｬｯｸは記憶が飛んじゃってて､自分がなぜ道路で違反ｷｯﾌﾟを持ってたかどうかもわからない｡
じつはこの科学者のｼﾞｪｲｿﾝというのが､人の記憶をﾋﾞｭﾝと飛ばしてしまうｶﾞｼﾞｪｯﾄでいたずらしてたのだった｡
じつはこれはﾍﾝﾘｰも開発に加わって､2人して大昔に作ったｵﾓﾁｬなんだという｡ｼﾞｬｯｸはそこらへんまでつきとめたんだが､つかまえようにも相手はﾋｮｲとその場にいる人間すべての記憶を消してしまって､ｻｻｯと逃げてしまえるわけだからﾀﾁが悪い｡
一方､ｼﾞｬｯｸの娘のｿﾞｨは学校で演劇に熱心に取り組んでいてｼｪｲｸｽﾋﾟｱに夢中｡
ｼｪｲｸｽﾋﾟｱといってもﾓﾀﾞﾝにｱﾚﾝｼﾞされたSF仕立ての演出で､このﾄﾞﾗﾏの雰囲気にふさわしいﾕﾆｰｸなもの｡舞台装置にﾎﾛｸﾞﾗﾌｨｯｸを使ったり､背中に背負ったｴｱｼﾞｪｯﾄで宙に浮かんだりする｡子供なのにさすが｡
※感想
度肝を抜くようなｵﾄﾞﾛｵﾄﾞﾛしいｼｰﾝは一切ないけれど､このﾄﾞﾗﾏはとても楽しい｡ｼﾞｬｯｸと娘のｿﾞｨの絡みがおもしろいし､ｷｬﾗｸﾀｰがぜんぶｷﾞｰｸで楽しい人ばかりだﾈ｡ﾄﾞﾗﾏを盛り上げるｶﾞｼﾞｪｯﾄ類もおもしろい｡
ｲﾝﾁｷ科学者役のｼﾞｪｲｿﾝはAndrew Airlie（ｱﾝﾄﾞﾘｭｰ･ｴｱﾘｰ）が演じている｡この人はこういう小心者詐欺師的な役が多いなぁ｡
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aired date: 08/01/2006
Writer: John Rogers
Director: Michael Robison
Story: Karl Schaefer