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ユリイカ :: 1-06 :: Dr. Nobel :: ネタバレ

date: 8/25 07:10

ユリイカ/Eureka。シーズン1の6話。ノーベル賞を取り逃がした天才博士が活躍する。

ファーゴはグローバル・ダイナミクスで専用オフィスをもらえることになった。彼はそこで古びた装置を見つける。

引き出しにあったキーを差し込んでみたらカウントダウンが始まり、町の道路のアスファルトを突き破ってミサイル状の巨大な金属物体が姿を現わした。

みんな、ギョッとする。ヘンリーとジャックが古い書類を調べたら、これは米ソ冷戦時代に政府が秘密裏につくった "ionosphere particle beam" というもんで、つまりそれは超ヤバい殺人ビームで、いったん月に向けて光線を発射し、月面に備えつけられた反射装置によって地球上のあらゆる都市を壊滅させちゃうもんらしいってことがわかった。ターゲットはモスクワだかどこだかわからないが、甚大な被害をもたらすことは確定的。これの技術資料は一切が抹消されており、どうやってスイッチを切るのかわからない。タイムリミットは24時間。

書類にサインされたイニシャルから、アーヴィン・サッチャー博士がこのプロジェクトに加わってたことがわかる。んで、老人ホームにいた博士を大急ぎで連れてきたんだけど、ボケちゃっててぜんぜん頼りにならない。

忘れちゃってるみたいだ。そこで現在ラボで研究中の「脳の記憶を溶かしてもうひとりの別人に見えるようにする装置(でいいのか?)」を使ってジャックが彼の記憶を見ることにした。この装置はまだテスト段階で、ラボの壁にはこれの実験をやってたチンパンジーの写真が飾ってある。かなりヤバいけど、彼が志願してこれをやることになったのだ。

老人の記憶がジャックの脳になだれこんでくる。おぞましい戦争記憶に混じって、ストックホルムで恋人にプロポーズするシーンを目撃する。結局、スイッチを切る方法はわからなかったんだが、博士が当時の恋人をすごく愛していて、でもノーベル賞をもらえなかったせいで彼の心が壊れちゃったんだってことがわかる。つまりプロポーズのシーンは実際に起こったことではなくて、彼が夢見てたシーンだったのだ。ジャックは博士にノーベル賞をあげれば、きっとボケが治ってスイッチを切ってくれるだろうって推理してそれに賭けてみることにした。

※感想

このエピソードはとても感動的でピースフルで、独創的なユーモアとギミックに溢れている。このドラマはどんどんおもしろくなってきている。ユリイカの老人ホームには科学者たちがいっぱいいて、老人たちが科学談義に花を咲かせていたりするんだが、このまえYouTubeで見たPKディックのインタビューとイメージがダブった。彼も天国でああゆう町にいるのかもしれないと思った。

ジョー・ルポのドレス姿はきれいだったし、ゾィが老人と絡むとこもよかった。ぜんぶよかった。

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aired date: 08/22/2006

Writer: Harry Victor, Dan E. Fesman

Director: Jeff Woolnough


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