date: 3/27 15:43
とわかった。
彼は広大な私有地にスクラップ工場を所有していて、もし彼がキューバ移民の闇ビジネスをやってるんならこの中のどっかに痕跡があるはずだ。私生活を調べたら、良い車に乗って、良い家に住んでて、きれいな奥さんがいる。奥さんとチューしてるのを見たときにはいやなきぶんになった。奥さんは夫のウラのビジネスを知らない可能性が高いから彼女を悲しませることになる。
ところでアイストラックキラーの方も、わずかながら確たる進展を見せた。Tucciは最初なにも覚えていなかったがデブラが粘り強く聞き出したら、犯人はメントールの匂いがしたってことを思い出した。彼はしばしばノドをゲホゲホやっててドロップを舐めてたという。それを聞いてからもういっぺん現場の廃墟ビルを隅々まで調べたら、ネズミの巣の中に犯人の痕跡物と思われるドロップの包み紙を見つけた。それを調べたら指紋の一部が発見された。この小さな進展に、刑事たちは少し希望が出てきたとげんきになる。
手がかりが見つかって「ヨッシャ!」なきぶんになったデブラはTucciにご褒美をあげることにした。犯人について質問してるとき、彼は「おれは(手と足を切断されて)こんな姿になっちゃったから、君みたいなカワイイコに見つめられるのは人生これで最後だろうな」なんていって寂しそうに笑っていたのだ。デブラのご褒美はかなりエグかった。彼女はアンダーカバー時代に友達になった売春婦のシャンダをこっそり病室に連れてきたのだ。Tucciはものすごく喜んだ。
こちらはウラの稼業にいそしむデクスター。密かにホルヘ・カスティーヨを調べている。彼のボートにキューバ人の死体を発見。100%確定であるとわかったので暗殺計画に移行。深夜、彼を拉致してバンの中で処刑しようと思ったら、そこに美人妻が銃を持って現れた。妻は夫のやってることを知ってたどころか、ビジネスパートナーだとわかってしまったので2人まとめて殺すことにした。
2人をいつものようにベッドに拘束し、頬をナイフで切って血液サンプルを採取する。2人は「愛してるよ〜」といいながら殺されるのを待っている。デクスターはこの夫婦が共通の目的(良い車や大きな家)のために2人でがんばって悪事を重ねてきたんだなということを知り、女の子とこういう関係もアリなのかと勉強になった。でも殺した。死体を海に運んでドボーン。その後、監禁されていたキューバ人たちを逃がしてあげた。
デクスターはいつものようにすべてを緻密に計算した上で抜かりなく拉致/処刑/死体の処分を実行したのだったが、実は死体を運び出すところを見られていた。スクラップの中の車のトランクに誰かが潜んでいて目玉がギョロリ。ギョギョギョ。アイストラックキラーかと思われるがわからない。デクスターは見られたことに気づいていない。
ラストシーンではデクスターとリタが家でディナーをしていて、お互いの夢について語る。デクスターは「すごくふつうになりたい」という。リタも「わたしもそれがいい」という。
※感想
デクスターっていうドラマは、シリアルキラーを題材にしたサスペンスのお話が進展しつつ、毎回違うテーマがあって、それがデクスターの視点で描かれていくんだなという趣旨がなんとなくわかってきた。前回はハロウィーンのマスクにかけた「人間の裏側」みたいなテーマがあって、今回は「人とのつながり」っていうのが描かれていたと思う。
それにしてもあの目玉はびっくりしましたね。そろそろデクスターくんはやばくなってきたんじゃないか?!
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