TOP
『デクスター』のTOP
1 > 2 > 3

デクスター :: 1-06 :: Return to Sender :: ネタバレ

date: 3/27 15:42

た。小さなスライドガラスに収まった犠牲者たちの血痕はデクスターの秘密のコレクションであり、彼の人生そのものといってもよい。彼はそれを海に投げ捨てる前にひとつひとつを眺めて相手がどんなやつだったかを思い出した。そしていちばんさいきんの犠牲者、ホルヘ・カスティーヨとその妻のスライドを取り出したとき、犯人の最新メッセージを発見する!

ソレを見たデクスターは「うぉおおおお」と興奮した。「この手があったか!」と彼は再び生気を取り戻し、そのスライドの小さな血痕を使って証拠を捏造したのだ。これにより「ホルヘ・カスティーヨが妻を殺した」という仮説の裏付けがなされ、ドークスたちはそれを信じた。デブラだけが「おもしろくない!」という顔で兄を睨んでいる。女の勘だろうか?

「夫が妻を殺した説」にみんなが納得したとき、少年の似顔絵が完成した。最初にそれを見たエンジェルは言葉を失い、ラグエルタもまた絶句した。わたしたちはその絵をまだ見せてもらえない。そこにはデクスターの顔があるのか?事件現場でデクスターが捏造した証拠が発見されてやっと安心したとき、警官がその似顔絵を持ってやってきた。デブラもそれを見て「ウッ」となる。デクスターはデブラの表情を見て、半ば「観念した」という風に顔の血の気が引く。えええええええええええええええっ?と私たちもビビる。デブラが驚愕顔でその絵を見せてくれた。そこにはイエス様の顔が描かれてあった。デクスター、笑った。腰が抜けちゃうところだったんじゃないか!

デクスターがギリギリの証拠隠滅&捏造計画をして自分の人生を死守した頃、リタも大きな勇気を出して人生を乗り切った。あれほどポールに怯えていた彼女は自ら彼にコールし「この家には近づかないで。もし来たら警察を呼ぶ。警察はあなたの保護観察官(parole officer)を呼ぶだろう。あなたはここにきちゃいけないことになってるのを忘れないで」とばっちりいってやった。彼はビビってこなくなった。

ラストではリタの娘のアスターのバースディパーティで終わる。和やかで幸せな光景だが、デブラだけが上機嫌の兄をコノヤロ顔で睨んでいる。

※感想

目が泳いじゃってるデクスターが初めて見れるという貴重なエピソードであった。知恵で乗り切ったというより、幸運が味方してギリギリ助かったというところなので、ここらへんはプリズンブレイクのマイケルが「IQ200のはずなんだけどしょっちゅううまくいかない」というのと似てるかんじがします。

ところで本筋とは関係なかったのでエピガイには加えなかったのだけれど、ドークスの家族ディナーにデブラが呼ばれるというシーンもありました。ここでの会話はすごくおもしろかった。ドークスは女ばかりの大家族でおねえちゃんがいっぱいいるという家庭だったのですね。意外な一面。意外といえば、ラグエルタとキューバ少年のアレもすごくよかった。

1 > 2 > 3

1-05 :: Love American Style :: ネタバレ (前の記事)
1-07 :: Circle of Friends :: ネタバレ (次の記事) >
『デクスター』のTOP
[ ドラマ番組カテゴリ ]
[ お知らせなど ]
[ パクリサイトにご注意 ]
[ このサイトについて ]
[ 管理人にメール ]

TOP