TOP
『デクスター』のTOP
1 > 2 > 3

デクスター :: 1-06 :: Return to Sender :: ネタバレ

date: 3/27 15:42

府の薬事関係の記録を見ればそれを持ってるヤツがばっちりわかるんだと彼はうれしそうにいった。マスウカにはもうドーナツをあげないぞと思う。デクスターはマスウカのコンピュータを勝手にいぢって自分の名前を他の医師に差し替えるというギリギリ綱渡りの証拠隠滅工作をした。

残る問題はトランクから出てきた少年である。彼はデクスターの顔を見ているのだ。現在、少年はソーシャルサービスの保護下に置かれていて、なぜかラグエルタにものすごくなついてしまったので彼女がめんどうを見ている。ラグエルタは少年にすごく優しい。彼はトラウマティックに怯えているが、きもちが落ち着いたら似顔絵を描かせる予定だという。デクスター、それを聞いて気が気じゃなくなる。

こんどはデブラがやってきて「私が徹夜で考えたプロファイルはどう?」といってきた。彼女は夫が妻を殺した説を信じてなくて、アイストラックキラーの模倣犯ではないかという説を独自に練り上げたのだ。

デブラの考えた模倣犯説。この犯人はアイストラックキラーに憧れている。致命傷ではない頬の傷は犯人のシグネチャ的なもの。証拠を消し去る手口から見て、犯人は警察組織の鑑識の知識がある。白人。30代。一人暮し。感情を押し殺すタイプ。

ス、ス、スルドイ!デクスターそのまんまでドンピシャリだ。デブラはこの模倣犯説をラグエルタにまだ話していないが、その前に兄の意見を聞かせろという。デクスターは妹に「すまぬ」と思いつつ「あまりにありきたりすぎるね。テキストブックそのまんまだ。ラグエルタにおまえを格下げするチャンスを与えるようなもんだぞ」と嘘をつく。デブラはがっかりする。彼女は自分の説が正しいと思っているので、兄が止めるのを聞かずに刑事たちの前で自分の考えを聞かせた。ドークスは人員を総動員して現場検証をもう一度徹底的にやるといった。少年が似顔絵を作るために署にやってきた。

というわけでかなり追いつめられたデクスターは絶望的に人生を振り返ったりして、悪夢にうなされるなんていうことも初体験する。神経がジリジリと疲弊する中、リタが助けを求めてきた。彼女の離婚調停中の夫、ポールが刑務所から出てきたというのだ。彼は娘のアスターのバースディに家にやってくるという。リタはポールにものすごく怯えていて、どうせ断ってもむりやり押し入ってくるだろうといい、デクスターに「同席してくれ」と頼んだ。

デクスターはいまそれどころじゃないわけだが、彼はものすごい忍耐力で彼女を安心させる努力をする。彼女の話を聞いてやり、自分は必ずそこに行くと約束し、「2人でこの問題を乗り切ろう」なんていいつつ、頭の半分では「元夫は暴力亭主で、ボーイフレンドがシリアルキラーだなんて知ったら彼女はものすごく傷つくだろうな」なんて考えている。彼は持ち前の忍耐で人前にいるときにはいつものデクスターだけど、ひとりになると完全に目が泳いでいる。

デクスターの不安顔とオーバーラップするように、回想シーンがとりおり挿入される。息子の殺人衝動を知った父がデクスターに射撃を教えている。父と息子が休日になると仲良くでかけていくのを見たデブラはそれが気に入らない。「お父さんを取られた」と彼女は思っているのだ。父息子がこっそり射撃の練習をしてるのを彼女は知ってて、自分もやりたいんだけど彼女は入れてもらえない。デクスターはデブラに罪悪感を感じている。

なんていう苦い過去を思い出しつつ、人生最大の危機を感じたデクスターはさらなる証拠隠滅を図る。深夜。ナイフ等の殺しの七つ道具をすべてボートに運び、海に投げ捨てた。ここで最後に捨てるべきものを手にして彼はタメイキをつく。それはこれまで殺したやつらの血液サンプルだっ

1 > 2 > 3

1-05 :: Love American Style :: ネタバレ (前の記事)
1-07 :: Circle of Friends :: ネタバレ (次の記事) >
『デクスター』のTOP
[ ドラマ番組カテゴリ ]
[ お知らせなど ]
[ パクリサイトにご注意 ]
[ このサイトについて ]
[ 管理人にメール ]

TOP