銃とヒジテツ、加えてクロエの遠隔援護を受け「おれがオキテだ！」といわんばかりに戦い続けるジャックは物事に迷うなんてことないんでしょうか。テロリストの攻撃を受けた某所。ひとりだけ生存者を確認し、無線で連絡をとることに成功！彼は若い見習いみたいなエンジニア（まだボーヤですよ）で、「どうしよう」とビビる彼に、ジャックは「見張りを排除してハッチを開けろ」と指示。アルバイト感覚で使ってます。「そんなのむりだよぅ」とますますビビる彼に、

ジャック: 「後ろから近づいて、左手で相手の口をふさいで、頭をグイとひっぱって、ノドをナイフで切ればいい」
ボーヤ: 「そんなのむりっす！」
ジャック: 「君には選択はない」
ジャック: 「目的を達成しろ」
ジャック: 「いまやらなくてどうする」
ボーヤ: 「 ... 」
ジャック: 「時間をムダにするな！」
ボーヤ: 「やります」
ジャック: 「よし」
ジャック: 「深く切れよ」

ですって。

自分が強引なばかりでなく、相手にも同じ資質を要求するんですね。相手がボーヤでもおかまいなし。スゴい ...

上司や部下とのやりとりに悩むサラリーマン、あるいは、無能なディレクターにウンザリさせられているデザイナーのみなさんは処世術のお手本にするとよいでしょう（じょうだんですけど）。

あのボーヤはこの先だいじょうぶでしょうか。もしかしてへんな方向にいっちゃって「おれって人殺しちゃったよー」なんて将来サイコパスになったりしないか心配です。あとからだれかが心のケアをしてしてあげてほしい。

ところでその1。クロエの元ダンナというのが出てきました。視聴率がグンと↑するシーズンフィナーレ直前にきて、こんなチョイ役で出るというのは役者としてはオイシイとこなのでは？ 今日見た限りではさほど重要な役どころとも思えないので、少し不自然な気がしたけどまぁいいか。（※後から補足。「重要でない」ことはないんだけど、他のだれかでもできそうな役どころって意味で書きました）

ところでその2。マーサとアーロンのやりとりは干し柿のように完熟しております。BGMは都はるみでいこう。あなたーかわりはないですか〜♪ ビターな大人の演技が「マジソン郡の橋」を見ているよう（見たことないけど）。

さて、シーズンフィナーレ！

もうひとついってみよう！