date: 12/18 22:43
The Office。シーズン3の第10話は1時間クリスマススペシャル!ディレクションは映画『アニマルハウス』『ゴースト・バスターズ』のHarold Ramis(ハロルド・ライミス)。
SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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ドワイトがいきなり事務所にデッカいグーズの死骸を持ってきて「クリスマスのお恵みだワッハッハ」といってまず空気を凍らせ、おなじみのテーマ曲の後にはマイケルが急転直下の悲劇に見舞われる。
彼が家を買ったときに世話になった不動産屋の女性、キャロルはマイケルのカノジョだったんだけど、彼がバカな(というか彼らしい)ことをやったせいで2人はとつぜん破局した。キャロルが前夫といったスキー写真(2人の子供たちも写ってる)の前夫の顔をクリ抜いて自分の顔に差し替えてソレをカードにして贈ったというので、ま、彼にしてみれば楽しいジョークのつもりなんだけど、ここは地球なのでマイケルのセンスは認められず「あんた趣味悪すぎ!」とあっさりフラレる。彼のクリスマス気分はブッ飛んでオフィスに引きこもった。クリスマス休暇にキャロルと行こうと思ってたジャマイカ旅行の切符を手にエーン泣。
一方、クリスマスパーティ委員会はアンジェラが仕切っていたが、カラオケダメ、ゲームダメというんで、カレンと大反発。
これのせいでカレンとパムは急接近して2人は反アンジェラパーティ委員会同盟を発足、アンジェラのパーティが始まる15分前に別室でパーティをやるといいだした。2手に勢力は二分されるが、カレン&パム組の方がやっぱりいいよね。みんなそっちに行く。アンジェラ、ムカムカ〜。
その頃、アンディがマイケルをげんきづけようとしてBenihanaにご招待。ジムとドワイトもくっついてきた。このレストランのシーンの小ネタの数々はとてもおもしろい。アンディにげんきづけられてマイケルは2人のウェイトレスをナンパし、オフィスにお持ち帰りしたらば、パーティの真っ最中。最初から最後までマイケルの自虐ネタ満載で、合間に挿入されるギャグの連打はベリーナーイス。
※感想
とまぁ、あらすじ的にはこんなかんじですが、このエピのおもしろさの1%も伝えることができない自分が悲しい ..... pathetic。ハロルド・ライミス・ディレクションと言われればそんなかんじもするけど、いわれなかったらわからないだろうなと思う。ふだんのThe Officeとまったく同じ雰囲気で、彼はきっとドラマの元々のイメージにすごく配慮をしたのだろうなと推測する。
コメディに限らずスペシャルダブルの放送ってよくあるけれど、けっこうハズすときが多いんですよね。いつもの倍の時間をやると、なんだか間延びしちゃってシンドイなというパターンは意外と多い。「スペシャルだから」っていうんですごく期待してしまうせいもあるもしれない。でもこれはすごくよかった!感覚的にはいつもの倍の時間が過ぎたって気ががぜんぜんしないよ!いろんな人が入れ替わりに出てきてギャグを飛ばすんだけど、これを60分持続させるっていうのはきっとプロの技なんじゃないのだろうか。ライミス先生はきっとすごいんだ。
最初と最後に出てくる、ジムとパムがドワイトをオチョクるCIAネタがすごくじわーんとした。ああいうノリ、言葉でうまくいいにくいんだけど、2人にしかわからない密やかな笑いってありますよね。ジムとパムは相性ばっちりなんだけどなぁ。ほんとにヤキモキする〜。それ以外にもおもしろいシーンがたくさんあった。アンジェラもおもしろかったし。アンディもよかったな。ケリーとクリードは歌がうまかったなぁ。ライアン
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