date: 2/09 22:40
シーズン3の10話。ボビーが絶体絶命ピンチ。ネタバレ。
SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!
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冒頭シーン。ボビーがひとりでどっかの家にいて、悪霊らしき女にガバッと襲われた。
こちらは兄弟。サムが昼間っからバーで飲んでて、それはディーンを救えないからであり、彼は無性にドランカー。そこにディーンがきてふたりは重い顔で話し合う。サムは「あーもうだめだー。ルビーだってほんとは救えないんだ」と飲んだくれ、ディーンはその通りだと知ってるわけだが、もちろん彼は黙ってる。このシーンのサムのこの台詞がよかったですね↓
No one can save you because you don't want to be saved.
そこにボビーがピンチと連絡が入った。えらいこっちゃ。兄弟はあわてて出ていった。ボビーはピッツバーグの病院に入院中だった。彼は昏睡中。医者によれば「原因がまったくわからない」という。つまりただ眠ってるだけ。ボビーは夢の中で魔物と闘っているのだろうか。
ボビーはピッツバーグでナニをしてたのか。なにか事件を追っていたのか。彼が滞在していたホテルにいって手がかりを探した。クローゼットの奥にごっそり資料があった。
その中にグレッグ博士っていう神経学の大学教授の資料があって、彼は眠り病になって、そのまま死んだとあった。ボビーと同じ症状。てことはボビーも死んじゃうのかも。彼はきっとその謎を解こうとしてて、博士と同じ症状になってしまったのだな。
クローゼットの中にはたくさん資料があった。サムがひとりでこつこつ調べることにした。ディーンはそのあいだグレッグ博士を調べにいった。刑事のフリをしてアシスタントだった大学生に話を聞いた。アシスタント女性はめんどくさがって話してくれなかった。「ヒゲのステキな刑事さんにぜんぶ話したのに」というのは恐らくボビーなのだろう。
ディーンは渋る相手に「警察署にきてもらって事情聴取をしてもよいのだぞ」「新証拠が出た」とダマして博士の研究に関する資料をごっそりもらえた。博士は『眠り』に関する秘密の実験をしてたらしい。
ディーンはそれを元に、博士の実験の被験者だったという学生に話を聞きにいった。この大学生は家に刑事がきてびっくりしたが、それがマリファナ絡みじゃないとわかると安心したようでありビールをくれた。ディーンは「勤務中であるが、たまにはよいか」とおいしそうにごくごく飲んだ。コレが不注意だったわけですが。後から明かされます。
大学生はCWS(Charcot-Wilbrand Syndrome)ていう病気で、それは『夢が見れない病』なんだそうである。小さい頃にバイク事故に遭って以来彼は夢を見れなくなった。博士は彼にひどい味と匂いがする黄色いティーを飲ませた。そしたら強烈にアシッドな夢を見た。それをきっかけに彼は怖くなって博士のところにいくのをやめたんだという。
ボビーは相変わらずお眠り中。兄弟はボビーの病室で話し合う。サムが調べてきたことを要約した。ボビーの資料の中にあったsilene capensisという植物は、アフリカの呪術師が用いるdream rootだとわかった。それは他人の夢の中に侵入する呪術で、これを極めちゃうとフレディ・クルーガー(『エルム街の悪夢』のアレですね)になれちゃうという。ひとが見てる夢の内容を変えたり、夢の中でそのひとを殺したりできるようになる。
グレッグ博士は秘密裏にソレを研究し、学生の被験者を使ってせっせと実験をしてたのだ。サイケデリックの始祖、ティモシー・リアリーにフレディが棲みついたという最凶キャ
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