date: 2/05 20:53
シーズン3の9話。謎の女悪魔、ルビーの過去と目的が明かされる。ネタバレ。
SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!
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今週は魔女のお話である。魔女は黒魔術を使って憎悪の対象を呪い殺す。現場にはいつもhex bagちゅうもんが残されている。それは小さな布袋だが、中には黒魔術のアイテムが入っている。ウサギの歯とか、鳥の骨とか、被害者の衣服の切れ端とか。魔女はそれをあらかじめ相手の家に隠しておく。そして自分は遠くにいて黒魔術の祈りをする。すると相手はホラーな死に方をしちゃうというわけで、日本のワラ人形と少し似たかんじだ。
仲よさげな夫婦がいて、まず奥さんが呪い殺された。彼女が歯を磨いていたら歯がボロボロ落ちてきて、ウギャーと口じゅうが血塗れになって死亡した。兄弟は夫から話を聞き、hex bagを発見したからすぐに魔女の仕業だとわかった。サムによれば「これはニューエイジの魔女じゃない」というので、魔女にも新旧いろいろあるみたいです。
このときのサムの台詞は "Not some new-age wiccan water douser, either." だった。"wiccan" は『ウイッカン = 魔女』ちゅう意味で、"water douser" はよくわかんないけど「水でべたべたにする」みたいな意味だと思うんで、水を使った黒魔術があんのかなと思ったけどよくわかんない。
奥さんの死後、夫も襲われた。こちらはハンバーガーを食べていたら、その中にぐろーすオエーなイモムシが出てきてウゲー!そのままショック死。のはずだったが、兄弟に救われた。サムがクルマの中にあったhex bagを見つけて大急ぎでバーナーで焼いたら男は助かった。命拾いをした男は、1週間前に別れた浮気相手がいることを告白した。
元愛人のストーカー女による呪いである。兄弟がいってみたらその女は死んでいた。腕にたくさんの鋭利な切り傷。現場にはウサギの死体が吊るされており、魔術道具がたくさんあったのでコイツがやったのは一目瞭然である。ディーンはウサギに深く同情した。
なぜ彼女は死んだのだろうか。夫婦を殺し終えたと勘違いしてそのまま自殺。ハットトリックをキメてオサラバしたのかと思ったが、そうではなかった。彼女の部屋にもhex bagがあったから。つまり魔女が魔女を呪い殺したんである。まだどっかに敵がいるんだな。たぶんもっと強いやつにちがいない。
やがて真相が明かされた。それは秘密の読書会の存在である。死んだ魔女の名前はアマンダという。彼女は近所の奥様方といっしょに読書会をやっていた。よくあるご近所つきあいだが、これは見せかけで、じつは奥様たちは共謀して秘かに黒魔術を行っていたんである。だが、その内容はかわいいものである。亭主を出世させるとか、ズルして家族旅行をゲットするとか、自分たちの内職ビジネスの成功とか。そんなものを手に入れてウヒャヒャと遊んでいた。
読書会には男性もいたが彼は何も知らない。どうせ女たちが集まってガールズトークで盛り上がってるんだろうと思ってたようである。日本風にいうと『団地妻たちの秘かな陰謀 - 黒魔術大会』みたいな。ハマーフィルムとにっかつがコラボしたらこんな作品ができるのだろうか。
彼女たちの動機はささやかないたずらだったが、黒魔術をオモチャにしたら天罰が下る。やがて深刻な事件が起きた。メンバのひとりのアマンダは、これを使って殺人をした。それがエピの冒頭の事件である。他のメンバにしてみればえらい迷惑であり、衝撃である。残った3人は「やめるやめない」で揉めたが、結局続けることにした。それだ
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