date: 3/20 07:54
らソレを知ってて彼女に隠してたわけで「ほんとのこといったら逃げ出しちゃうだろ」というのはそういう意味だったのか。
自らが悲しい幽霊であることを知らされたモリィは大ショック。「夫は生きている」と知らされ、彼が新しい妻にキスするところを茫然自失で目撃した。彼女はお別れをいってこの世から消滅した。
※感想
モリィ役のトリシア・ヘルファ(Tricia Helfer)はバトルスター・ギャラクティカでNo.6を演じるBIGなゲストです。No.6ていうのはヒューマノイドサイロンのひとりで、サイロンちゅうのはなにかというと、人間がつくったサイボーグ(みたいなもん)です。BSGでも彼女は亡霊のように出現するフシギちゃんキャラを演じてるので、イメージがダブってしまいました。
Roadkillという題名はなかなかいいなと思って、私はこの題名を聞いた時点でかなり期待しちゃってました。頭の中に具体的なビジュアルが出現してしまったのです。こういうかんじです。
シュールな荒野のハイウェイに累々と横たわる死骸の群れ。人間ばかりでなく、動物たちもいる。ペチャンコのでっかいヒキガエルとか、内臓がドバーとさらけでたオオカミとか。その地獄のランドスケープにトリシア嬢が半狂乱で泣き叫ぶ。みたいな。そこに骨をバリバリ踏み潰しながら、インパラがやってくる。みたいな。
そんなイメージを脳内先行ロードショーしてたので、悪魔エフェクトがヌルすぎではないかと感じたのですが「モリィがじつは幽霊だった」というオチはおもしろかったですね。でもやっぱりもうひとつ、ヒネリが欲しかったなぁ。と思うところではあります。
とはいうものの、もし自分の身にこんなことが起きたら、つまり「あんたは死んでるんですよ」と告げられたら「悪魔エフェクトがヌルすぎ」なんていってられないでしょう。恐ろしい。ナムアミダブツです。
Music:
"House of the Rising Sun" by The Animals
次回 "2-17 :: Heart" は3/22オンエア予定。werewolfが出てくるみたい。[ 予告編 ]
------------------------------------------------------
title: 2-16 :: Roadkill
aired date: 2007/03/15
Writer: Raelle Tucker
Director: Charles Beeson
1 > 2