date: 4/01 14:08
Supernatural、season 1 episode 17を観ました。ひさしぶりにディーンとサムに会えてうれしい。ワーイ。
テキサスの田舎町、地元の若者に人気の肝試しスポットの古い空き家で首吊り死体が ... というかなりベタな設定。ホラーファンはこれだけ聞くと「ハイハイ」てかんじではないでしょうか。ホラーにこういうのよくあるから。タイトルもHell Houseってじつにベタだし。
でもSupernaturalのHell Houseは違います!設定はありがちですが、おもしろく観れました。
特に奇をてらっている、ややこしいことをやっている、という印象はないのですが、安定した描写力で最後まで飽きませんでした。世の中には様々な種類のテレビドラマが出ては消えしています。制作現場は「かつてないプロットを!かつてないストーリィラインを!」というプレッシャーに常に立たされているのだろうと想像します。新しいドラマの予告編やパイロットを観ると「新しい試みです!」といわんばかりが目白押し。
そういう中でSupernaturalは、なんていうのだろう、そんな制作サイドのギラギラ感をまったく感じることなく、いつも楽しく観れるので好きです。私のミシュランではオールスター。いまどきHell Houseなんてベタなタイトルをつける、それも小休止の後のリターン直後のイッパツ目に。このセンスは自信の現れなのかな。
ファンの方はご存知だと思いますが、Supernaturalの台詞の中には、かつてのSFドラマやカートゥーンにちなんだジョークがしょっちゅう出てきます。このドラマの脚本家は子供の頃からテレビばかり観てたのでしょうか。それで将来テレビの仕事につきたいと考えて脚本を書いたのかな。自分の好きな職業に就けて彼は幸せでしょう。なんだかそんなほほえましさを覚えてしまうというのも楽しみのひとつです。
私、そこらへんの英語が聞き取れないと、観た後でウェブで検索します。「今週のSupernaturalのトリビア」みたいなサイトがたくさん見つかるのでそこでおさらいをして「おぉ、そうかあれかー」なんていうことをしています。楽しいです。
今週のエピソードではプロの(笑)超常現象研究家を名乗る2人が登場しました。2人はウェブサイトを運営していてそのサイトがストーリィの中でキモになってくるんですが、ゴーストに出会って怯えるひとりにもうひとりの相方が「勇気を出せ」と励ますシーンがあります。彼はWWBDといって励まします。
WWBD = What would Buffy do?
の略なのですね。「(こんなとき)バフィならどうする?」という意味。流行りそうだ。WWBD。:)
こういうトリビアがそこらじゅうに出てきます。聞いてすぐに「ハハーン」とわかるとうれしい。わからないと後から調べて納得します。
あの2人はおもしろいからこれからもときどき出てくるといいなぁと思いました。
X-Filesのオタク3人組みたいなポジションになって、ディーンとサムを助けてくれたらいいのに。
Supernaturalほんとにおもしろいです。
ではまた来週!