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ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ :: 2-03 :: The Mousetrap :: ネタバレ

date: 9/26 20:38

あったという。キャサリンは死んだ夫とふたりで謎解きに挑戦し、2000万ドルを投じて未来テクノロジーをリバースエンジニアリングしようとしたが、結果はナッシングだった。そして8年前のレッドヴァレーの事件のことも話した。『1-01 :: Pilot』での出来事である。このとき謎のロボットはサラ・コナーの息子のジョン・コナーを襲ったという点も彼女は知っていた。この事件の担当はエリソン。

というような一連の話をし終えたキャサリンは「わたしゃいろいろ知っているのだよ」と述べ、エリソンをスカウトした。彼の仕事はターミネーターの秘密を探り、それを追うことである。彼女の目的はわからない。金儲けか、夫を殺されたことへの復讐か。このシーンでは、エリソンがFBIに提出した報告書の内容を明かした。それは「ジョージ・ラズロが殺した。ジョージ・ラズロは死んだ」の2行だけだったそうである。

また来週〜。

※感想

このエピソードのサラは、身勝手ママグランプリ大賞である。これまでにもそういうシーンは度々あったが、今回はちとやりすぎではないか。ミシェルを助けにいったのはあたりまえとして、その後、彼女に対して露骨に迷惑顔を見せ「死んでると思ってた。そのほうが仕事がやりやすかったのに」といい、車内では苦しむ彼女を抱きしめるチャーリィに「わたしらに関わるなといっただろうが!」と文句をいっていた。最初に関わったのはサラのほうなのに。

映画『ターミネーター』のサラ・コナーは闘うママであった。ジョンのためならなんでもアリだったけど、そこらへんの知らないひとに迷惑をかけて放置プレイなんてしなかったと思う。サラはすべての痛みを引き受け、それに耐えていた。女版の高倉健である。ジョンは陰のある冷めた目つきの不良少年だったが、そんなママを理解し守ろうとした。という点がすばらしかったのだ。

それに比べてドラマのサラ・コナーは、ぜんぶほったらかしの無責任女ってかんじである。必死さは伝わるが、強靭さがない。鉄棒にぶらさがって懸垂してるシーンを入れときゃ強いママを描けるなんておおまちがいだ。

という点はさておき「ターミネーターは泳げない」という一行オチに持っていくために、巨額の制作費&プロモ費用を投入し、公共電波に乗せて流すというアメリカンショービズの神髄を見れたという点で貴重なエピソードであった。

あ、ちょと後から訂正。『最初に関わったのはサラのほうなのに』ていうのはまちがえだった。タイムトラベル後、チャーリィに接近したのはサラじゃなくてジョンだった。ま、それはそうだけど、その後、ジョンが勝手に呼んだとはいえ、デレクを治療してもらったり、なんだかんだと世話になってるんだから、このぶぶんを訂正したとしても、上に書いたような感想は意味が通ると思う。小さなことですが、いちおう追記しました。

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