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ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ :: 1-02 :: Gnothi Seauton :: ネタバレ

date: 2/12 08:13

困った」ていうことだろうか。

その後、ジョンは家にサッサと戻り、なに食わぬ顔でサラとキャメロンを出迎えたが、彼が黙って家を出たことはすぐにバレた。キャメロンは彼の脈拍その他の身体兆候からそれを知ったし、サラはジョンの靴が濡れていたからすぐに感づいた。だがふたりは知らないフリをした。頭ごなしに叱りつけてもいいことないと思ったのかな。サラは「彼がどこにいったかを追求しても意味がない。今後はそういうことがないように目を光らせよう」とキャメロンに教えた。

その夜、再び外出。こんどはジョンもいっしょ。家においとくとよからぬことをすると思ったのか、サラはジョンもいっしょに連れていくことにした。向かった先は死体がゴロゴロしてたあの隠れ家である。そこに金目のものが残されていないかというのが目的である。ポスターの裏に金庫を発見した。最初それを開けようとしたキャメロンがビリビリショックのトラップにかかって彼女は気絶したが、ジョンが機転を利かせてダイヤル錠を開けた。コンビネーションは『審判の日』の日付であった。金庫の中には黒いバッグがあった。またまたターミネーターが追ってきたんでサッサとランナウエイ。

家に帰ってバッグの中を調べたら、キャッシュがどっさりとダイヤモンドがあった。活動資金用に保管してあったのだな。これでIDを買うことができるし、当分はお金に困らないだろう。

さっそくカルロスに言い値を払ってIDをゲットした。カルロスによれば「これはチャチな偽造などではない。晴れて国民デビューだぞ。よかったな。わっはっは」ということなので、その言葉を信じるならば、クレジットカードや社会保険番号も入っているんだろう(たぶん)。まずはひとあんしん。

エンリケの甥のカルロスは欲張りギャングだが、彼が子分とゲラゲラ笑いながら、スペイン語でエンリケのことをしゃべってるのをサラは聞き逃さなかった。"rata(英語でrat = ネズミ)" は「チクり屋」「ずるいひと」を表すスペイン語のスラングである。

「エンリケは嘘をついている」と直感したサラは彼に直接問いただした。銃を向けて「嘘をついたら殺す」と脅し「わたしを売るのか」「引退話はうそか」と詰問した。エンリケは弁解口調となり、過去に一度だけ子供を誘拐した男の情報を警察に渡して罪をチャラにしてもらったことがあると告白した。ほんとにそれだけなのか。サラが躊躇した瞬間、横から銃弾がズドン。撃ったのはキャメロン。キャメロンはスーパードライなので『疑わしいもんは消す』主義である。サラは「疑わしいだけで殺すなんてよくない!」と意見するが、ヤッちゃったもんはしょうがない。

また別のシーンでは、カルロスの家の外で待っていたキャメロンが職務質問をした警官を殺しちゃいそうになったが、サラが「ちょっとジェニファー!」と声をかけ、不良娘を叱る母を演じて警官の目をそらせた。サラとキャメロンの会話はそれぞれの特長が出ていておもしろい。キャメロンは冷血サイボーグみたいだが、ジョンの話をするときだけは感情がこもる。キャメロンにとってのジョンは『未来のジョン』である。偉大なるリーダーのジョン。一方、サラにとってのジョンは目の前のジョンだから、ふたりがジョンについて話しているとき、妙な温度差があるのもおもしろい。

ところで、前回サラたちがタイムトラベルをする直前、目の前にいた敵ターミネーターのクロマーティをデッカい銃で射撃したので彼はあっちの世界に置いてけぼりと思っていたが、実はギリギリ入り込んでひそかに2007年の世界にきていたと明かされた。サラたちはまだ気づいていない。

ところでパート2。サラに捨てられて2007年の世界で結婚していたチャ

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