TOP
『プリズンブレイク』のTOP
1 > 2 > 3 > 4 > 5 > 6

プリズンブレイク :: 4-08 :: The Price :: ネタバレ

date: 10/22 14:12

ない。待ち合わせ場所に現れたワイアットはカネを払う気なんてないのであり、ズドンとローランドのヒザを射ち抜いた。ウギャー。命乞いをしたって許してもらえません。

ところで、サラはスクレの弾丸摘出手術を無事に成功させたが、拷問時代の回想記憶がぐわーんと出てくると、グレチェンに対する怒りがメラメラになってきた。その記憶っていうのは、監禁小屋の鍵をこっそり渡してくれた見張り女性がグレチェンに殺されたっていう記憶である。セルフには「興味ない」と答えたが、気が変わって指定されたモーテルに行ってみた。

グレチェンが待っていた。彼女はたとえ話をした。南北戦争時代に無益な争いを避けるため、闘う者同士がタバコとコーヒーを交換して協定を結んだっていう話である。グレチェンは「わたしたちが贈り物を交換できるとは思っていないが、手を組んでもいいじゃないか」と述べ、やにわハダカになると「5分やる。好きなだけわたしを傷つけたらよい」とムチを渡した。その背中はデューク東郷みたいである。

好きなだけ殴らせてやるから自分と手を組めっていう話だが、サラはそれを聞いてますますムカムカする。ナイフをグレチェンの首にひやりとあてた。「あの女性、わたしを助けてくれたあのひとはなんていう名前だ?」「テイラー、 ミシェル・テイラーだ。彼女は命令を無視したんだから殺されて当然だろう」「彼女はわたしを助けてくれた。おまえはそのひとを殺した」

サラはサラなので、ここでやめにしといた。グレチェンはふてぶてしいのであり「これでおあいこだな」といった。サラは「とんでもない。あなたは報いを受けるだろう。ミシェルに償いをさせられるだろう」と述べ、自分の親指についた血をドアになすりつけて、出ていった。

こちらはワイアット。ローランドの両膝に銃弾をズドン。絶叫。「ヒザを撃たれると死ぬのに時間がかかるんだ。とてもつらいよ。そしてもう一発ここらへんに撃つと、ホローポイント弾が君の体内に想像を絶する痛みを与える。地べたに這いつくばってオダブツ。そんなのいやだろう?」といわれたローランドは恐怖に駆られるのであり、彼はぜんぶしゃべった。マイケルたちの作戦ルームの場所を聞きだしたワイアットは「ありがとよ」と胸にズドン。頭を撃たないのはワザと苦痛を倍加させるためで、彼の楽しみなのだろう。

ワイアットはうれしそうに電話をとりだし、ハゲに報告。しようと思ったら、後ろから怒りのマホーンがジャジャーンと登場。「このヤロー!ブッコロス!」とボコボコに殴るが、リンクが制止した。てわけで、マイケルはこうなることを見越して、ローランドのラップトップにGPS発信機を仕込んでおいたとトリックが明かされた。ワイアットを生け捕り成功!

敵にも味方にも見捨てられたローランドはだれにも同情されずに死んでいった。最後に立ち去りかけたマイケルが、死にゆく彼の手を握ってやった。ローランド、死亡。彼は裏切りもんだし、死んで当然だと誰もが思うわけだが、マイケルはマイケルなので、自分が彼を殺しちゃったような自責感に駆られたようすである。

その頃、カンパニーのハゲは会議室に戻り、彼らしくないパニクりぶりを露呈した。「Scyllaを移すぞ」とカードホルダーたちに命じた。具体的に「Scyllaを移すぞ」という命令がなにを意味するんだか私たちにはよくわかんないが、カードホルダーのあわてぶりからして、重大な計画の遅れになるみたい。お色気人妻のリサが「過去にもあなたを狙ったヤツラがいたじゃありませんか」と落ち着かせようとしたらば、ハゲは「わたしを、じゃない!ヤツラはわたしのカードを狙っておるんじゃ!」と大声をだし「ワイアットを呼べ!」と命じた。

また来週

1 > 2 > 3 > 4 > 5 > 6

4-07 :: Five The Hard Way :: ネタバレ (前の記事)
『プリズンブレイク』のTOP
[ ドラマ番組カテゴリ ]
[ お知らせなど ]
[ パクリサイトにご注意 ]
[ このサイトについて ]
[ 管理人にメール ]

TOP