date: 10/08 11:16
ドである。現金だなぁ。
3人がうきうき顔でビルを出てきたら、近くでケータイが鳴った。ゴミ箱の下。出てみた。相手はグレチェン。「そこにある封筒を見ろ」と言われて出してみたらば、鳥の図鑑のページの一部。彼女はT-Bagを使ってマイケルにパズルをやらせたが、あらかじめ図鑑の一部のページを抜いておいたのである。それがないと図面は完成しない。マイケルはもうちょびっとっていうところで足を引っ張る相手がグレチェンと知って、ぐったりした。
※ここで今週のエピは終了ですが、べガスにいったリンクたちのお話を以下にまとめて書きます。
リンク、サラ、スクレ、ローランドの4名はべガスに到着。カジノに入る。警備ルームではローランドの顔に気づいたセキュリティ担当者が「アイツまたきやがった」なんていってるんでトラブルの予感。
べガスに来て以来、リンクがやけに「サッサと終わらせて帰ろう」というのが気になったサラは「なにか心配?」と聞いてみた。リンクは死んだ母の話をした。彼女は子供の頃に鼻血が出た。それは止まったけど31歳でまた鼻血が出た。そして脳動脈瘤で死んだ。マイケルにもまったく同じ症状が出ている。その年齢も同じ。という話であった。私は脳動脈瘤ていうのが遺伝するのか知らないけど、その話を聞いたサラが真剣顔で聞き入っていたので、医者である彼女にはリンクの心配がアタリであると気づいたのだろうと思った。
という心配はさておき、本日のターゲットはスクデリ氏。彼が遊ぶブラックジャックのテーブルにリンクが座った。リンクのポケットにはあのデバイスがある。ダウンロード開始。楽勝だなと思ったらローランドのタコミスが発覚。なんとDATA FULLのアラートが出た。つまりメモリの空き容量不足で失敗した。
ここはカジノであるからして、どうせローランドがバカないたずらをやったせいで(スロットのデータを吸い取るとか?)こうなっちゃったんじゃないかという疑いが強いわけだが、本人は否定した。「ただのアクシデントだってば」という。追求しても仕方がない。とにかくScyllaを奪わなくちゃ。
スクデリはプールサイドのバーに現れた。彼の格好はかなり軽装なので、Scyllaは彼の部屋にあるものと思われる。部屋に入らなくちゃいけないのだ。こんどはサラがやる。お色気むんむんのパーティ女という格好で接触を試みる。
「従兄弟のbachelorette partyをやってて、ソレのゲームで『おおきなスィートルームで写真を撮ってこい』といわれちゃったもんだから、とっても失礼なお願いしちゃうんですけど、ステキなおじさまのお部屋にこのわたしを入れてくださいませんか、うふんごめんなさいキャー」とバカ女を演じてみた。
これはかなりイケてるかんじだったが、意外なことにスクデリはまったく興味を示さず「まぁがんばってください」と去ってしまった。追いかけようとしたらば、こわいボディガードに阻まれた。オンナの魅力を全否定されたサラは「な、なんでヨ!」と背中を見送るしかなかった。したらば、バーテンのアンちゃんが秘密を教えてくれた。「彼はぼくをパーティに誘おうとしたんですよ。ははは」。なんとこのオッサンはゲイなのだった。
てわけで、次はスクレの出番。はははは。本人は強硬に「イヤイヤ!」とゴネたが、リンクアニキは「おまえしかいないだろ」と強制モード。アニキはそういうのやらないみたいです。
タンクトップ姿のスクレを見たスクデリは、にたーり顔で食いついた。「1000ドル稼がない?ぼくのお部屋においで」と誘われた。スクレはいやーな顔でついていった。スクデリは廊下を歩きながらこんなことをいう。「べガスはいいよねー。だれも文句をいわな
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