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プリズンブレイク :: 1-20 :: Tonight :: ネタバレ

date: 5/02 23:00

るんじゃ」ともっともな疑問を口にする。

そして「あんたみたいな政治ゲームにあけくれてる者はわしゃ好かんのう」みたいなことをいう。副大統領はかなりヤバいかんじを察知していいわけをしようとするが、大統領はそのまま去っていく〜。

サラは夕方前に早退し、1人で町をブラつく。マイケルのことを考えている模様。バーに入る。そこで現副大統領の大統領選出馬に関するニュースが流れていて、自分の父(現州知事フランク・タンクレディ)が副大統領候補として名が挙がっていることを知る。

彼女はびっくりして父をつかまえ「あんたはリンカーン・バローズを売って出世しようとしてんのか」みたいなことをいう。

父は「おまえがジャンキーだった頃には私の政治力でずいぶん助けてやったぞ。それをいまになって私のやり方を批判する権利はおまえにはない」とさすがに老練な政治家らしくイヤミな口調で痛いところを突き「娘よ。オトナになれ」なんていうからサラはぐぅの音も出ない(口の達者な政治家ってほんとにイヤですね)。

さてこちらはベロニカ。クィンのケータイからたどり着いたモンタナの屋敷がテレンス・ステッドマンと関わりがあることがわかって大コーフン。すぐさまモンタナに行こうとしている。当然ニックもいっしょ。

のはずが彼はアブルッチに脅されている。彼はずいぶん迷っている風だが、「早くいこうよ」といわれて意を決して銃を出す。「おれたちはモンタナには行かない」。

ベロニカはびっくりするものの、ニックの迷いをすぐに見抜く。「あんたなんか臆病者よ!」と女王様口調になり「私の顔をみなさいよ〜」とたたみかけ、ニックはタジタジするも銃を構える。

(フォックスリバー刑務所内)

夜。決行の時刻が迫っている。メンバたちはそれぞれのセルで準備を整え、心を落ち着かせている。緊張。重圧。熱い想い。脱獄に賭ける男達の緊張感がが痛いほどに伝わってくる映像。BGMはTeardrop (by Massive Attack)。じわーんときちゃうよ。イイネ〜。このシーンのために作曲されたかと思われるほどのマッチングだ。

こちらはポウプの部屋。ポウプは完成したタージマハルを車に運ぼうとすると模型が壊れてしまう。そしてマイケルがきゅうきょ呼ばれる。同房のスクレは「あちゃー」という。

マイケルが呼ばれていくと、ポウプはベリックがいなくなったことを知らされたばかりで家に電話したりしている。しばらく待たされた後、マイケルはポウプに呼ばれる。「壊れちゃったんだよ」というポウプに、マイケルは一片の部品を出す。

ポウプ、驚く。マイケルがわざとやったってことが私にもあなたにもわかる。マイケルは「すまない」といいつつ、ポウプにナイフを向ける。「ぼくは脱獄する。リンクもいっしょだ」。目には強い意志が燃えている。ポウプ、ボーゼン。私もあなたもボーゼン。

※感想

ラストはまったくびっくり。ところでマイケルはトゥイナーが2度も裏切っていることにまったく気づいてないみたいだ。どう見ても格下の彼の本音を見抜けなかったところがマイケルらしくないけど、「困ってる人を見ると助けたくなる病」なのでしょうがないのカナ。

冒頭、老人からベリックの件を聞いたマイケルは迷わず「今夜行くぜ」と告げ、漂白剤とかナンだとかタテ続けに指示を飛ばしていくんだが、このあたりのリーダーシップがすごいと思った。だいたいこのチームは問題が多くて、特にT-Bagとアブルッチは水面下でバチバチだし、トゥイナーを入れるというのもかなり反対されたんだが、結局、彼のいうとおりに皆が動いている。こんな連中をまとめあげていくってのがまったくスゴい。

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