date: 3/12 23:36
感動で「生きてたかー!」とハグハグされちゃったもんだから、ソイヤーは怒る気を失くした。隣にいたジンも大喜び。ソイヤーは "Good see you." というジンの英語を褒めてやって、機嫌がなおった。「ビールがあるよ」といわれたのでもっと楽しくなった。
その頃、ビーチでは、ロックとサイードがケイトから話を聞いていた。「ジャックが逃がしてくれた」とか「島がもうひとつある」とかカールのこととか知ったことをぜんぶ。ケイトはジャック救出を考えているが、ロックたちを誘うことなく「助けてくれるアテがある」なんていう。だれでしょう?
森の3人はバンの中を探索中。ビール以外に地図とかいろいろあった。ハーリィはヴィンセントにもらったキーを差し込んで回してみる。彼は子供のころに「希望はある」と教わったのだ。でもエンジンかからない(そりゃそうだ)。
くそォと苛ついてて、ジンがエンジンをいぢくってて、ソイヤーはビールを飲んでプハー。ハーリィがソイヤーに忠告する。「ソレってロッキー3の頃から埋ってたかも。もしかしたらロッキー2かも。毒になってるかもだよ」というが、ソイヤーは気にしない。ロジャーの骸骨を見て「Skeletor(コミックスのキャラらしい)くんは好きみたいよ」とにっこりすると「死者を冒涜するな」とハーリィが怒りだし、ジンが「やっぱり直らんケンチャナイ」とサジを投げたら、ハーリィはますます機嫌が悪くなる。「いったいどうしちゃったの!」とソイヤーが聞く。「ぼくたちには希望が必要だ」と答えるハーリィに、ソイヤーが「ここには希望はないよ」と答える。ムムー。
ソイヤーはジンに英語のレクチャー中。サンと仲直りするための台詞を教えているのだ。「君は正しい」「ごめんなさい」「そのパンツはいてるとやせて見えるネ」という3つの文さえ覚えていればだいじょうぶだという。メモメモ。
一方、ハーリィはひとりで『呪い』について考えている。彼は自分が呪われていると信じていてそれが悩みの種だが、森で車を見つけたこと、ソイヤーとケイトが帰ってきたことが彼に希望を与えた。これは幸運の前兆だと彼は思う。でももうひとつ幸運を確かにするためには、この車を修理しなくちゃいけないと彼は思いつく。車が直れば自分の呪いは消えるのだ!そうすればチャーリィは死ななくてすむのだという脳内理論を組み上げた。ハーリィ的にはばっちり理屈が通っているのである。
だからチャーリィも連れてきて、いやがるソイヤーを立ちあがらせ、バンを押して森を移動。広い場所まで持ってきた。そこは見通しのよい急な下り坂。チャーリィもヤルキを見せて助手席に乗るといい、2人で坂を転がしてバンにエンジンがかかるかどうか、いちかばちかの勝負をするんだという。でもあちこちに岩が露出していて、オンボロバンで走ったらものすごく危なそうだ。ソイヤーとジンは止めるが、彼らは聞かない。
結果は成功。岩に激突する直前に(ありえないんだけど)ハーリィが「呪いなんてない呪いなんてない」と念じたらエンジンがかかった!カーステレオが鳴りだす!ウヒョーと喜ぶ。ソイヤーとジンも乗せて、オンボロバンで草原をグルグル。ラブ&ピースです。
楽しく遊んだ後、ハーリィだけを残してみんなはビーチに戻った。ジンはサンと仲直りした。チャーリィはニコニコ顔でクレアに報告し、ソイヤーはビールをプシュー。ハーリィはひとりでオンボロ車にいて、しみじみとした顔つきであり、彼は呪いが解けたことを喜んでいる。
夜。ケイトがひとりで森を移動中。ひそかに追いかけてきたロックとサイードが彼女を捕まえる。「なんでおれたちを誘わないんだ!」と聞く。彼女は「みんなやりたくないと思ったから
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