date: 8/04 19:13
Kyle XY。シーズン1の6話。カイル、ジョシュに激高する。
深夜。外は嵐。カイルは悪夢にうなされる。何度も同じ男の顔が夢に出てくる。どういう意味なのかわからなくて彼は不安になる。と思ったら、深夜にデクランがカイルの部屋の窓をコンコン。デクランっていうのはロリのボーイフレンドで、ロリっていうのはカイルが住んでる家のおねいちゃんなのだ。デクランはびしょぬれで入ってきて「近所で事故っちゃったから、一晩泊めてくれぇ」とあがりこんでくる。
翌日はロリの誕生日。外はものすごい嵐なので、みんなは家の中で過ごしている。休日か。
なんというか家じゅうがマターリムードというかんじで、男子たちはテレビゲームをやったり、お母さんのニコルは娘の誕生日のケーキを焼いたりしている。隣に住んでるアマンダも遊びにきた。デクランは遊びにきたというより、ちょっと事情があって強引に押しかけてきたんだが、父スティーブンと母ニコルはまぁいいかという調子で娘のボーイフレンドとして迎えている。
ロリの誕生日を祝う家族の中にあって、カイルは自分の出生が一切不明だという点を悲しく思い出したりして、いくつかのじわーんなシーンがあったりする。ロリの弟のジョシュは半分ジョーク半分本気というノリで、カイルがエイリアンだと前から主張していて、カイルの特異な行動をぜんぶメモしている。それを滔々と読み上げて「カイルはエイリアンと人間のハイブリッドにちがいない」という自説をオモシロおかしくみんなの前で披露すると、日頃温厚なカイルがついに声を荒げて怒ったからみんなはハッとする。
カイルを付け回す陰謀系のトム(という名前は偽名かどうかわからない)は、警備会社の担当者を名乗ってトラガー家に出入りするようになり、彼は密かに家の中に監視カメラを設置したり、カイルが描いたスケッチを見せてもらったりしている。
※感想
今週はカイルが怒るシーンがあってびっくりした。ひごろ温厚な人が「てめぇコノヤロウ」なんて激変するとかなりインパクトありますよね。怒られたジョシュも反省しきりであった。
パイロットの頃はまったくこのドラマには期待していなかったのに、さいきんちょっと引き込まれてきてしまった。カイルとアマンダの青春チックな絡みにじわーんとしてしまう私。ヤバい ... 。だいたいこの手の「謎を引っぱる」系ドラマというのは、これまでのパターンからいって、いーかげんひっぱっておいてから「打ち切り〜」となるケースが多いのだ。だから「どーでもいーんですけどネ」というオトナの視点で楽しむべきなのに。くっそう。