date: 2/21 15:13
SUVのカーチェイス。ドカドカドッカーンのアクションの末に正義は勝つのである。
敵をやっつけたが、犠牲者が1名でた。マイクの母である。悲しみじわーんの葬儀シーンで、マイクの父、マイケル・ナイトが登場だ!デヴィッド・ハッセルホフは永遠のアニキである(アメリカ版裕次郎だな)。渋いぜアニキ!イエーイ!
KITTの開発者チャールズを中心に、FBIをアシストする正義の味方の極秘組織が結成された。娘サラは父の遺伝子を受け継いだ先端科学者、マイケル・ナイトの息子のマイク、FBIの女捜査官キャリー・リヴァイ。ついでにくっついてきたマイクの友達のディランはお茶目キャラ。ノーテンキなアメリカンドラマの一丁アガリってかんじです。
Michael: Mind if I drive?
KITT: Is this going to become a habit?
Michael: Definitely.
※感想
いいですねー。このノーテンキさがいいですよー。昨今Lostに代表されるヒューマンシリアス系のドラマが大流行ですが、アメリカ人はこういう大味のバカアクションをガンガンつくってくれよと強く思いました。ちびっこからお年寄りまで安心して楽しめる。ボケーと見ててウハーと喜んでおしまいみたいな。そういうのがたまにはいいよ。
これはリメイクでなく、前作の『ナイトライダー』から全面的に設定が変わった新しいお話だということですが「しゃべるクルマとカッコイイアニキ」っていう点しか覚えてないのでどっちでもいいや。設定は変わったが、KITTの雰囲気は昔のままだとおもった。KITTの声はヴァル・キルマー。彼の声はよくあっている。
もしサラ・コナーズがKITTを見たらば、完璧にスカイネットと認定して破壊しようとすると思う。チェスするコンピュータのプログラマを殺そうとするくらいだから、KITTを見たらそりゃもうたいへんだ。キャメロンとKITTが戦ったらどうなるんでしょう(ターミネーターネタ)。
デヴィッド・ハッセルホフがいつ出てくるんだとどきどきしてたのですが、最後にチョロっと出てきただけでした。なんだ。サラたちが捕まったときにカッコよく出てきてパンチとキックをばんばん。KITTとベタジョークをカマすというシーンを予測するじゃないですか!そういうのぜんぜんナシ。ソレをやっちゃうとオールドアニキの独演会になっちゃうから、ただでさえ目立つキャラだし(いろんな意味で)、年寄りは一歩後退して優しく見守るという方針なんだな。
このシリーズは今後続くかどうか未定ですが、たぶんやるんじゃないかと思ってますが(やって!)、続くのであればマイケル・ナイトはマイクの父親役なので、たまには出てくるのではないだろうか。そしたら彼がKITTに乗るシーンが見れるかも。主演はマイク・トレイサーだけど、元祖アニキが戦う勇姿もちょびっと見たいな。あんまり出過ぎると濃くてうるさいから、タマーに出るのがいいですね。シーズンフィナーレだけとか。ウルトラマンのゾフィーくらいの出演頻度が望ましい。
マイク役のJustin Brueningも、サラ役のDeanna Russoも私よく知りませんが、いろんなドラマにゲスト出演してるみたいなのでファンが多そうです。このふたりのマッチングはドラマに雰囲気に合ってて滑らかです。続きが見れるといいなー。
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