date: 8/12 19:47
ドクターフー/Doctor Who。シーズン1のラストとシーズン2の始まりをつなぐ7分程度のミニエピソード。
シーズン1のラストでエンペラーダレクと死闘を演じたドクターとローズだったが、TARDISのタイム・ボルテックスを浴びたドクターのタイムロードの細胞は死にかけていた(と書いてる私もなんだかよくわかんないんだけどw)。
ローズは記憶を失っていてナニが起こったのかわからない。動揺する彼女の前で、ドクターが「君はサイコーにファンタスティックな女の子だったよ〜」とお別れの言葉を言ったトタンにドバーと光に包まれて、ドクターは別人になる。ローズ、アゼン。
新ドクター(10代目)はDavid Tennant(ディヴィッド・テナント)。このドラマはこの調子でシーズンごとにドクターの俳優が変わります。タイムボルテックスがどーのこーのという詳しい「仕組み」を納得したい方はWikipediaをじっくり読んでください。ぜんぶ日本語に訳して、注釈もつけて、夏休みの自由研究にしたらいいかもしれません(できたら私にも見せてネ)↓
簡単に言うと、最後に大ボスをやっつけたドクターはその代償に自爆するんだが、ドクターはタイムロードだから死なずにすむわけで、細胞が "regenerate(再生成)" されて別人に生まれ変わる、みかけは別人だけど中身は同一人物で記憶もちゃんとある、ということらしいです。BBCは過去何十年に渡って連綿とこのパターンを続けていて、「キャラの固定化を避けるため」だそうです。ジェームズ・ボンドや水戸黄門だって毎年は変わらないんだから「そんなにしょっちゅう変えなくてもイイんじゃないの」といいたくなりますが、それがドクターってもんらしいです。細胞が "regenerate" されると前のキャラよりも少し若くなるという特典もあって、まさに夢のアンチエイジングスーパーヒーローといえます。
さいきんBBCとSciFiがライセンス合意したので、USではシーズン2が間もなくSciFiチャンネルにてオンエア開始予定(9/26)。日本ではNHK BSで9月25日にオンエア開始。ブレーク必至。Hilarious!