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ザ・シールド〜ルール無用の警察バッジ〜/The Shield :: シーズン2の感想
ラティーノ系ギャング。黒人ギャング。麻薬の売人。ヤク中の売春婦。サディスト。レイプマニア。幼児愛好者。幼児売買者。違法ポルノを売る者。悪徳警官。人種差別者。誘拐者。殺人者。コンビニ強盗。かっぱらい。万引き。リンチする者(される者)。盗品売買で生計を立てる者。フードスタンプを盗む者。ホモ。HIV患者。ゆすり。たかり。
こんな雑多なピープルがごった煮状態のファーミントン。そこでヴィック率いるストライクチームががジタバタするドラマがThe Shieldです。
season 2になり、ますます過激、ますますロックンロールに突き進んでます。season 2は、ラティーノギャングの凄惨なリンチ場面で幕を開けるのですが、コイツが今回の宿敵、アマディオ。ファーミントンのチンピラたちに恐れられるヴィックの宿敵です。
ヴィックに公然と挑戦するふてぶてしい態度からしてモンスターですが、コイツは冷血かつ知恵も回るのでヴィックはたいへん。ストライクチームがアマディオを追いつめてゆく展開はスリリングでハードコア!
アマディオだけでも大変なのに、別件で凄惨な事件がしょっちゅう起こるのでファーミントン警察は休まるヒマがありません。さらにヴィックは家族に深刻な問題を抱えているし、署長のデイヴィッドには目をつけられているので自由に動けないときもあって毎秒毎秒が緊張の連続です。目の前のいろんなピンチを銃弾と拳で切り抜けていくヴィックは本当にタフですね。かっこいい。
さらに、season 2では、ストライクチームはもうひとつデカいヤマを ... あとはヒミツ。シーズンフィナーレすごかったです。
season 2では新しいメンバーが加わりました。
度胸があってストライクチームにはぴったりなキャラクターだと思いました。ヴィックとの相性もぴったりのいいヤツなんですが、なぜか彼だけ蚊帳の外に置かれる場面が多い。なぜでしょう ..... ?
:)
season 2のエピソードの中からヴィックの名場面集を集めました。既にご覧になった方はおさらいして楽しんで下さい。これからご覧になる方はワクワクしてください。
ヴィック・マッキー 愛と暴力の日々 特選ギャラリー↓
こうやって見るとまさにファーミントンの野獣ですね。
迫力がちがう。
でも、観てる方は知ってると思うけど、家族や子供や弱い人たちにはすごく優しいんですよ。それが魅力。
最後に、season 2 のepisode 5、"Greenlit"のシナリオから少々。すごくヴィックらしい会話です。読んでみて下さい。宿敵アマディオが子供たちにまで麻薬を売っていることを知ったヴィックが、刑務所にいる彼の兄を訪ねて、「子供に売るのはやめろと弟にいえ」と脅すシーンです。
Vic: Sit down. Your baby brother stupid enough to stay in town. You tell him I got new rule for him. No more dealing to kids.
Navaro: I don't talk to Amadello.
Vic: You can get him warned. Farmington is my house. Nothing gets started without my approval. Keep it away from kids.
Navaro: Amadello doesn't like rules.
Vic: See that one-niner over there? I've done a few favors for his crew out on the street. He's willing to pay me back. One phonecall from me... and you're greenlit!
Navaro: Greenlit?
Vic: It's an American prison term. It means you'll be shanked in the shower asshole, bleed out before the guards even know you're late for breakfast.
では、順次、season 3〜5のレビューも近々書きたいと思います。
ファンの方は語り合いましょう。興味を持たれた方はゼヒゼヒお試しください。ほんとうにすごいドラマです。