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The Office :: 3-18 :: Cocktails :: ネタバレ

transシーズン3の18話。ネタバレ!
J.J. Abrams、ディレクション。
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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ダンダー&ミフリンの社長の家に、社のマネージャークラスが招かれ、ホームパーティが催される。マイケルはドワイトを連れていく。ついでにジムとカレンもきた。このパーティはマイケルにとってBIGなイベントであり、それはなんでかっていうと「ジャンとつきあってる」ことを重役たちの前で公表するからだ。ついにジャンが同意してくれたんである。マイケルは、やっとこさ、公の場で彼女と恋人だと認められるのがうれしくてたまらないもんだからワクワクする。

ドワイトを助手席に乗せ、ボスの家に向かう途中でジャンからコール。彼女は「マイケル、いまだれか横にいるの?いるならスピーカフォンはだめ!」と切迫した声。すぐに切り替えようとしたんだけど、なんだか電話の調子が悪くて、その後の会話は横のドワイトに丸聞こえとなるんだが彼女は気づかない。

「パーティなんかやめてすぐにモーテルいきましょ。あのジャマイカの熱い夜!わたしをメチャメチャにしてぇ〜」なんていいだすので、ドワイトは横でもぞもぞする。はははははは。マイケルは「「今日のパーティはだいじなんだから」と彼女を説得した。

Jan: Let's just blow this party off.
Michael: That's what she said!
Jan: Okay, let's just go a motel and like, rip into each other like we did on that black sand beach in Jamaica.

会場に着いてジャンと落ち合ったら、彼女はいきなり契約書を出してサインしろという。「もしマイケルと彼女が別れたとしても、彼は会社を訴えない」という誓約書は法律的な拘束力があり、彼女はいつものクールな調子だが、マイケルは「それだけおれを愛してるちゅうわけね」とポジティブシンキング。ジャンは「わたしは『愛してる』というワードを使った覚えはない」と返す。ややこしいひとです。

パーティが始まり、社長以下重役のみなさんとニコニコ歓談。だが、マイケルがジャンとのことを話しだすと、彼女の機嫌が悪くなる。ジャンの強迫症ともいえる演技をうまく文章で伝えるのがむずかしいのだが、とにかくすごくおもしろい。

マイケルが2人で行ったジャマイカ旅行の話をしだして「このひとがリンボーダンスやるんです」とジャンを指さしたら彼女は怖い顔になる。「ちょとこっちきなさい」とトイレにひっぱりこみ、怒るんかと思ったらいきなりブチューと熱烈キス。「わたしをこの場でおさえつけて○○して!」とかいいだす。「ちょ、ちょ、ちょと」「いいからヤッて!」「ノーですよ。ノーってのは、それはできませんていう意味なんですよ」という会話は、この2人の定番温度差演技といえよう。

ドワイトはドワイトなので、いきなり社長の奥さんに「この家の敷地面積はどれくらいですか?ガレージも含めて」とぶしつけな質問をし、横にいたマイケルが「そーゆー失礼な質問はやめなさい、ドワイト。ところでこの家おいくらでしたか?」と聞いたりする。

その後ドワイトは社の重役に「バトルスター・ギャラクティカ見てますか」と質問し、相手が「見てない」と答えると「あなたはバカですね」といったりする。彼は家の中を探索し始め、子供部屋に侵入して寝てる子供を起こしたり、屋根に登って煙突の具合を確かめたりしている。彼にとっては有意義なパーティだったようだ。

あと、ついでにくっついてきたジムとカレンの間でもちょっとしたイベントが同時進行。カレンが他の男性社員たちみんなとつきあってたみたいなことを言いだしてジムをからかった。でもそれはぜんぶうそだと明かした。

帰りの車内。マイケルが運転しててジャンが助手席にいる。ジャンの理解不能な行動にマイケルはさすがに疲れ果ててしまったようであり、べそかき寸前。ジャンは「やっぱりみんなのまえで公表するのは間違いだったということに気づいた。でもあなたを嫌いになったわけではない」と述べ、マイケルは泣きたいきもちを堪えて「愛してる、ジャン」という。彼女の答えは「オーケイ」だって。はははは。ここで後部座席からドワイトがぬっと顔をだし「きみらは別れちゃいけない。ナイスなカップルなんだから」という。

一方、こちらはオフィスのみなさん。重役たちがパーティをやってる間、みんなも揃ってバーにいった。楽しく飲んで愉快に過ごしたのだけれど、そろそろおひらきという頃になってパムとロイに事件勃発。

パムは仲直りしたロイに「わたしはあなたと新しいきもちでやり直したい。だからすべて告白します。カジノの夜、わたしはジムとキスをしました」と打ち明けた。それは聞いたロイは「なにいいいいいいい!」と大声を出した。「わたしの話を聞いて。怒鳴らないで」というパムの声は彼の耳に届かない。ロイは顔をまっかにしてグラスを壁に投げつけた。

それを見たパムは顔が硬直。「もうお別れです」と去った。ロイは「上等だ。バカヤロー!」と叫び、従兄弟といっしょに店で暴れ回る。ロイは猛獣。破壊の嵐が去った後、ロイは店の前で誓いの台詞を述べる。「ジム・ハルバートを殺してやる」

Pam: I want us to make it. I want a fresh start.
Roy: That's awesome. That's what I want.
Pam: Okay, but in order for us to make it, there can't be any secrets between us.
Roy: I didn't do anything. Ask anybody. I totally could have but I didn't at all.
Pam: Just listen. Remember that casino night about a month before we were supposed to get married? I kissed Jim.
Roy: What?
Pam: He told me how he felt and I guess I had feelings too and we kissed.
Roy: Jim came on to you?
Pam: Just listen.
Roy: No, I am listening. That's the problem, I'm listening!
Pam: Don't yell!
Roy: Don't yell?!
Pam: This is over.
Roy: Yeah, you're right. This is so over. You kidding me, Pam? Come on!

※感想

いつものオフィスだったけれど少しJJぽかった。パーティのシーンや、最後のシーン、パム告白 → ロイ怒り爆発 → 破壊 → 「ジムを殺してやる」という滑らかな編集はJ.J. Abramsのお得意パターンってかんじだったです。でももっと遊んでくれるかと思ってたので少し残念です。Lostをパロッたフラッシュバックなんてやってほしかったのに!他局でもそういうのをやるときあるじゃないですか。

ミラクル・ジャン(と呼んでしまう)の強迫症演技はなかなかでした。言葉でうまく表せませんが、彼女なりの葛藤が伝わってきます。「愛してる」っていえないオンナなのですね。またはマイケルのカラダだけが目的なんでしょうか?ははははははは。

ラストのパムとロイも良い演技でした。ナマっぽくてどきどきした。「ジム・ハルバートを殺してやる」という物騒な台詞の次が早くみたい!

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title: 3-18 :: Cocktails
aired date: 2007/02/22
Writer: Paul Lieberstein
Director: J.J. Abrams

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  • Title: 3-18 :: Cocktails
  • First Aired: 2007-02-22

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Thanks to: imdb.com, tv.com

tinker (2007.03.16 03:03)

ひとつ書くのを忘れた。パーティのシーンでカレンが「スタンフォード支社からきた社員の生き残りは私以外にもうひとりいる。彼はいまanger management(怒りを抑えるためのセラピーセッションみたいなもん)にいってるからいまはいないけど」と重役に答えてました。アンディですね。彼はずーと出てこないからフェードアウトしちゃったの!と思ってたけど、そうじゃないみたい。そのうち戻ってくるみたいです。

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