TOP » ホラー » ドレスデン・ファイルズ/The Dresden Files

ドレスデン・ファイルズ/The Dresden Files :: 1-03 :: Hair of the Dog :: ネタバレ

transドレスデン・ファイルズ/The Dresden Files。シーズン1の3話。ネタバレ!
view: 5530
SPOILER!!!
ネタバレです!!!

若い女性が髪の毛と歯をむしり取られて殺されるという猟奇殺人が連続発生。犠牲者は8名。マーフィはハリーを呼んだ。昨夜殺されたのはミナ(Mina Watkins)っていう女性で、ルームメイトが彼女だと証言した。ヘザーはミナと同じ職場で働く友達である。昨夜ミナはジムっていう男とデートしてたらしいと教わった。ジムとミナは出張先のバーで出会ったという。ブリトニー・スピアーズみたいな女にケンカをふっかけられたところを通りすがりのジムが救ったという話を聞いた。

検死医はミナの死因について「心臓が止まった」という以外まだわからないといった。彼女の肺やノドの中から銀粉が見つかったという。また殺人現場の近くに血痕があったけど、それは被害者じゃなくて男のもんだという。

ここまでわかったら、警察署にFBIがきた。ラスキン(Kelly Raskin)ていう冷血そうな女性捜査官がきて「このケースはFBIが引き継ぐ」と述べた。被害者8名のシリアルキラーだから。ハリーは勝手にやることにした。殺人現場にボブを連れてきた。ガイコツを持って「ボブ!」と呼んだらびょーんと出てきた。ボブは外に出れるんだ!彼はガイコツと一定の距離でつながってるみたいで、ハリーがそれを持って歩くとイヌみたいに引っ張られた。「おれをコッカースパニエルみたいに扱うのはヤメテ」

ボブが現場の血痕(鑑識が男のものだといったもの)に手を触れたら、彼は男の姿になった。スゲー。これが謎のデート相手のジムくんだろうか。こんどは被害者が倒れてたところに触れたら、ボブは一瞬だけギョギョギョな妖怪みたいな姿になったのでびっくりした。Lycanthropeだという。男はLycanthropeを追っかけていたんだと意外なことをいう。「銀の味がする」とボブはいった。ハリーはどっちが追われてたんだろうかと疑問に思う。

Lycanthrope(ライカンスロープ)は『werewolf = ワーウルフ = オオカミ人間』と同じ意味と思われます(たぶん)。夜になるとケモノみたいな姿に変身してガォーっていうアレです。銀というのはたぶん彼らの弱点が『銀の弾丸』とかよくいうんで、たぶんそのことじゃないかと。だからじつは被害者女性はワーウルフだったんじゃないかという可能性が出てきたわけです。

ハリーは警察署でFBIのラスキンに会ったが、えらい嫌われようである。調書の中にハリーの職業が『魔法使い』って書いてあったからバカだと思われたのかもしれない。マーフィが「ドレスデン氏はいつもよいアドバイスをくれるんです」と擁護したら「あんたのようなタイプは嫌いである。このひっつきムシめ。とっとと出てけ」というお言葉を頂戴した。

死んだミナのルームメイトのヘザーがハリーを訪ねてきた。彼女は前に話した出張先でのバーでの出来事をもっと詳しく話した。早く仕事を終えたふたりはバーに行った。そこでブロンド女性の後ろ姿を見たヘザーは急にきぶんが悪くなった。ゾゾゾと悪寒がして、その場所から逃げたくなった。ミナもいっしょに連れていきたかったけど、彼女はそこに残りたがったので自分だけ先にホテルの部屋に帰ったという。帰り際にスレ違った男がジムだったのかも。その後は先に語った通り、ミナは部屋に戻って「バーでヒドい目に遭ったけど、ジムっていうのが助けてくれた」と語ったという。

ここまで聞いたハリーは彼女に質問する。「ミナは部屋に戻ったとき咬まれたような傷がなかった?」「その後、彼女のようすがかわった?」ていう問いはアタリで、ミナは肩にひっかかれたような傷があったという。そしてシカゴに帰ってから少し熱を出して寝込んだけれどスグに治った。その後、ジムから電話があってふたりはデートしにいった。ハリーはここまで聞くと「そうかそうか」という納得顔で、そのバーにいってみることにした。ヘザーもくっついてきた。

2人はバーに着いた。ハリーは店の前でチャネリングみたいなことをやって、ヘザーの記憶を呼び起こした。ブロンド女性の顔が鏡に現れた。それはFBIのラスキンだった!そのときとつぜんFBIのタクティカルチームがふたりを拘束した。別々の車に乗せられた。ヘザーが乗った車にはラスキンがいて、ヘザーはさっきのチャネリングで見たばかりのブロンド女が目の前に現れたからひィーとおののく。ラスキンは「私は人生を取り戻したいのよ」といって、ヘザーの首にガブリと噛みついた。

一方、ハリーは警察署に連行された。ラスキンとは別の男性のFBI捜査官が待っていた。彼はザカニィ・ブシュネル(Zachary Bushnell)と名乗った。そいつは事件現場でボブが見せてくれた男だった。コイツがジムなんだ!てことはみんなグルなのか!ブシュネルはハリーを殺人容疑で逮捕した。ハリーの部屋から銀粉が見つかったそうである。ラスキンとブシュネルは殺人現場の証拠をサクッと消した。ハリーに殺人罪をひっかぶせるためである。

留置場のハリーはヘザーが心配でたまらず、魔法を使って牢破り。家に帰ってきたら部屋はFBIに荒らされていたが、奥の秘密の部屋は無事だった。ボブに経過を話してたら「ヤツラは遊びでやってるんじゃなくて、呪いを解くためにやってるんだ!」と気づいた。「9人のライカンスロープを殺せば呪いが解ける」というレシピがあるんですって。ラスキンがヘザーをガブリするときに「人生を取り戻したい」と叫んだのはそういう意味かと私たちもわかった。また別のシーンでは、ラスキンはかつてボスニアに勤務していたと聞いたハリーが「ははーん」という顔をしてたので、ボスニアにはオオカミ人間が多いんでしょうか?よく知りませんが。

その頃、ヘザーは監禁されて殺されそうになったところを自力で脱出し、ハリーの家に逃げてきた。ヘザーは自分が呪われた身になったことを知り、目の前のハリーにガブリしたい衝動を抑えられない。ハリーは彼女に「きみはつよい」と説得して、彼女はなんとか正気を保っているが、かなりヤバそう。

そこにケモノと化したラスキンが突入してきて戦闘が始まる。ラスキンの恋人のブシュネルもきた。彼は自分がライカンスロープじゃないと思ってたみたいだが、じつはミナを殺すときにガブリされていた。ここに3名のケモノが集結しちゃったわけだが、最後にケモノラスキンは間違えてケモノブシュネルを殺してしまった。皮肉にも9人目の殺した相手が自分の恋人だったと知ってボーゼンとする。ブシュネルは「これで9人殺した。君は自由だ。愛してるぜベイビー」と言い残して死んだ。

事件解決。ハリーの容疑はナシとなり、シリアルキラーのラスキンは精神病院送りになった。出てきたとしても3つの州から殺人罪で起訴されるとマーフィが語った。残る心配はヘザーのこと。

ヘザーは人間の心を失っていない。彼女は町を出ることにした。ハリーは彼女になにか知らないけど薬品(?)を渡して送り出した。あれはディウォーカーのブレイド(映画のBladeの話)が射ってた注射みたいなもんかな?よくわかりませんが、彼女の助けになるもののようです。彼女はひとりで旅に出て呪いを消すの?でもラスキンがやったように9人殺しちゃったらマズいだろうから、なにか秘策があるんでしょうか。ありそうなことをいってましたが ... 。最後はキスしてお別れ。いつか戻ってきたとき、彼女を殺すハメになっちゃうんじゃないかとハリーは怖れている。

ヘザー役のひと、よかったですネ。キャサリーン・マンロー(Kathleen Munroe)ていうんだ。覚えておこう。

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ

TOP » ホラー » ドレスデン・ファイルズ/The Dresden Files