SPOILER!!!
ネタバレ強です!!!
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モンタナ州、レッドロッジ。

首を切り落として惨殺するという猟奇連続殺人事件が発生。これは悪霊だろうとアタリをつけた兄弟がレッツゴー！おぉ、インパラ直ってる〜。医者になりすまして被害者の死体をチェックしたらば、切り取られたクビがタッパー（といってよいのか？）に入ってて、唇をめくってみたら、キバを発見。ヴァンパイアだ。被害者の方がわるもんだったのか?! この町にはヴァンパイアハンターがいるんだな。

地元のバーで情報収集していたディーンとサムのところにヴァンパイアハンターの方から近づいてきた。彼はゴードンという男で、ジョンのことも知っていた。同業の2人に会えてうれしそうな彼に「んじゃおれらも協力するよ」というが、彼は「おれは一匹狼だからネ」といっていったんは去るものの、結局、兄弟に助けられ「ビール、オゴるわ」つっていっしょにバーに行く。

ディーンとゴードンはすぐに仲良くなり、なんだか旧友のような雰囲気でグビグビやっているが、サムは彼とはソリが合わないみたいだ。「ディーン以外のひとはぼくをサミーって呼んじゃだめ」とかわいく怒り、先にモーテルに帰ってしまった。その後サムはエレンに電話して「ゴードンってナニモノ？」と聞いてみた。彼女は彼のことを知ってて「良いハンターだ」というものの、彼には近づかない方がいいという。ムムーと思ったら、モーテルにヴァンパイアたちがやってきてサムを拉致。

サムを拉致したヴァンパイアの親玉は「わたしらは人を襲わない。がまんして牛の血を飲んでいる。わたしらは無実だ。だからもう追わないで欲しい」とお願いし、サムを無傷で返してくれる。その頃、ディーンとゴードンはますます仲良くなっちゃって、お互いの身の上話、どうして悪霊を追うようになったかなんていう話で盛り上がり、さらにはいっしょにヴァンパイアたちをやっつける行動計画を立て始めていた。そして解放されたサムは「良いモンスターだったのか〜」ということがわかったので、アニキにそのことを話すんだけど、ディーンは信じない。

2人が言い合いしてる頃、ゴードンは町から逃げ出す準備をしていたヴァンパイアを拉致／拷問し、他の連中の居場所を吐かせようとしていた。そこにサムとディーンがやってきた。このヴァンパイアはゴードンに拷問されつつも、ものすごいガンバリを見せ、悪いモンスターじゃないってことを証明して見せた。それでもゴードンは「こんな怪物は殺してしまえ」というんだが、彼のいってた「妹が殺された」って話も尾ひれがついてたことがバレたりしたもんだから、ディーンはサムのいうことを信じて、ヴァンパイアたちを逃がしてやったのだった。

※感想

ゴードンもヴァンパイアもかわいそうだなぁと思った。そうかぁ、良いモンスターってのもいるんですね。ああいう良いモンスターはなんとか人間に戻す方法はないんですかね。そのうちああいう良いモンスターがディーンとサムのスパイになってくれたりして？ あのヴァンパイアたちが「いつか人間になれると信じて」人助けをし始めたら妖怪人間ベムじゃないですか！かわいそうだ。うぅー。泣けちゃうよ。

もしディーンひとりで悪霊狩りをやってたらば、彼はいつかそのうちゴードンみたいになってしまいそうだから、やっぱりサムがいてよかったなぁと思った。

ヴァンパイアのキバのつくりが変わった。前は動物でいうところの犬歯だけだったけど、今回のは、なんていうのだろう、梅図かずおのマンガに出てくる妖怪みたいな口になりましたね。

悪霊ハンターコミュニティつーのがそこらじゅうにあるんですね。田舎町のバーにいったらさりげなく聞いてみよう。