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プリズンブレイク/Prison Break :: 1-20 :: Tonight :: ネタバレ

transプリズンブレイク/Prison Break 。シーズン1の20話。ネタバレ強のエピソードガイド。
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BEWARE!!!
ネタバレ強です!!!
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(フォックスリバー刑務所内)

ベリックが穴を発見。そこへウェストモアランドが突入し、彼をスコップで殴打。格闘の末に勝つ。ベリックを縛り、口にテープを貼り、穴に閉じ込める。このアクシデントゆえにきゅうきょ予定変更。「今夜決行」となる。ベリックが消えたことで騒ぎになる前に逃げ出さねば。問題が2つある。診察室の鍵とリンクだ。リンクは前回以来24時間監視下の懲罰独房入りとなっているのでかなり難題。マイケルは夜までにこの2点を解決しなければいけない。ウェストモアランドはベリックと格闘したとき、腹部にガラスが刺さって傷を負っている。重傷に見えるが、彼は仲間に言わず痛みに耐えている。

マイケルはメンバたちに「警察犬を惑わせるために各自セルの寝具類にニオイをつけておけ」と指示を出す。そしてC-Noteに「漂白剤」を手配させる。彼はトランペット(白バンダナ)をやっつけたりして苦労しつつなんとか持ってくる。それを各メンバに配り、PI用ジャンプスーツを各自漂白しておけという。脱走途中、精神病棟を通過するとき、患者に化けるためだ。さらにマイケルは決行当日にきて、トゥイナーが新たに加わったことをメンバに知らせる。これはかなり反対されたが「ダイジョブだ」と押し通す。

おさらいしておくと、メンバは、マイケル、リンク、スクレ、T-Bag、C-Note、アブルッチ、ウェストモアランド、マンシェ、トゥイナーの9名に増えている。リンクをどうやって逃がすかは未明。精神病棟のヘイワイヤも「連れて行く」と約束したけどこちらはまだわからない。12話で「メンバ多過ぎ」となって大騒ぎしたのはナンだったのか、私にもあなたにもわからない。

診察室。マイケルはサラに真っ向勝負を賭ける。兄を救うための脱獄計画を告白し、たったひとつのお願い「今日だけこの部屋の鍵をかけ忘れておいてほしい」と懇願する。サラは顔がこわばり、計画の一端として自分が利用されたことを知り怒る。サラ、怖い顔。あとは彼女の判断に賭けるということか。

アブルッチは塀の外の仲間に電話し、飛行機と逃走用の車両を手配させる。相手は「3人しか乗れないからもっと大きい飛行機にする?」と訊くが、彼は「座席は息をしてる者しか必要ないから3つでよし」と答える。その後、ニックに電話し「ベロニカを今夜連れ出してこい」と脅迫口調。もちろんマイケルにはナイショ。

ポウプの部屋。タージマハルは完成した。ほくほく顔のポウプにマイケルは「リンクに会わせて」とお願い。会わせてもらえた。独房。マイケルはリンクに今夜決行を告げる。「ダイジョブ。ぜったいやれる。やり方があるはずだ」というマイケルに対してリンクは手の鎖を見せ「いくらなんでもむりだよ。おれを置いて逃げろ」という。マイケルはあきらめてない様子。じわーん。

ベリックが姿を消して数時間が経過している。「アイツどこいったんだろうねぇ」とCOたちは話している。時間勝負。

(塀の外)

副大統領がスーツ姿の男達に囲まれて詰問されている。男達は「カンパニー」と思われ。彼らは大統領が「エネルギー法案」に拒否権を発動しなかったことを彼女のせいだと責め「もう我々のサポートは要らないのか」と脅す。最終通達気味の厳しい詰問で、副大統領は答えに窮している。

副大統領、戸外で大統領と歩きながら面談。「なぜ拒否権を発動しなかったのか?」という質問に大統領は「そもそもなんであんたは自分で賛成しといて、わしに反対をすすめるんじゃ」ともっともな疑問を口にする。そして「あんたみたいな政治ゲームにあけくれてる者はわしゃ好かんのう」みたいなことをいう。副大統領はかなりヤバいかんじを察知していいわけをしようとするが、大統領はそのまま去っていく〜。

サラは夕方前に早退し、1人で町をブラつく。マイケルのことを考えている模様。バーに入る。そこで現副大統領の大統領選出馬に関するニュースが流れていて、自分の父(現州知事フランク・タンクレディ)が副大統領候補として名が挙がっていることを知る。彼女はびっくりして父をつかまえ「あんたはリンカーン・バローズを売って出世しようとしてんのか」みたいなことをいう。父は「おまえがジャンキーだった頃には私の政治力でずいぶん助けてやったぞ。それをいまになって私のやり方を批判する権利はおまえにはない」とさすがに老練な政治家らしくイヤミな口調で痛いところを突き「娘よ。オトナになれ」なんていうからサラはぐぅの音も出ない(口の達者な政治家ってほんとにイヤですね)。

さてこちらはベロニカ。クィンのケータイからたどり着いたモンタナの屋敷がテレンス・ステッドマンと関わりがあることがわかって大コーフン。すぐさまモンタナに行こうとしている。当然ニックもいっしょ。のはずが彼はアブルッチに脅されている。彼はずいぶん迷っている風だが、「早くいこうよ」といわれて意を決して銃を出す。「おれたちはモンタナには行かない」。ベロニカはびっくりするものの、ニックの迷いをすぐに見抜く。「あんたなんか臆病者よ!」と女王様口調になり「私の顔をみなさいよ〜」とたたみかけ、ニックはタジタジするも銃を構える。

(フォックスリバー刑務所内)

夜。決行の時刻が迫っている。メンバたちはそれぞれのセルで準備を整え、心を落ち着かせている。緊張。重圧。熱い想い。脱獄に賭ける男達の緊張感がが痛いほどに伝わってくる映像。BGMはTeardrop (by Massive Attack)。じわーんときちゃうよ。イイネ〜。このシーンのために作曲されたかと思われるほどのマッチングだ。

こちらはポウプの部屋。ポウプは完成したタージマハルを車に運ぼうとすると模型が壊れてしまう。そしてマイケルがきゅうきょ呼ばれる。同房のスクレは「あちゃー」という。マイケルが呼ばれていくと、ポウプはベリックがいなくなったことを知らされたばかりで家に電話したりしている。しばらく待たされた後、マイケルはポウプに呼ばれる。「壊れちゃったんだよ」というポウプに、マイケルは一片の部品を出す。ポウプ、驚く。マイケルがわざとやったってことが私にもあなたにもわかる。マイケルは「すまない」といいつつ、ポウプにナイフを向ける。「ぼくは脱獄する。リンクもいっしょだ」。目には強い意志が燃えている。ポウプ、ボーゼン。私もあなたもボーゼン。

※感想

ラストはまったくびっくり。ところでマイケルはトゥイナーが2度も裏切っていることにまったく気づいてないみたいだ。どう見ても格下の彼の本音を見抜けなかったところがマイケルらしくないけど、「困ってる人を見ると助けたくなる病」なのでしょうがないのカナ。

冒頭、老人からベリックの件を聞いたマイケルは迷わず「今夜行くぜ」と告げ、漂白剤とかナンだとかタテ続けに指示を飛ばしていくんだが、このあたりのリーダーシップがすごいと思った。だいたいこのチームは問題が多くて、特にT-Bagとアブルッチは水面下でバチバチだし、トゥイナーを入れるというのもかなり反対されたんだが、結局、彼のいうとおりに皆が動いている。こんな連中をまとめあげていくってのがまったくスゴい。

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1-20 Tonight
aired date: 05/01/2006
Writer: Zack Estrin
Director: Bobby Roth

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  • Title: 1-20 :: Tonight
  • First Aired: 2006-05-01

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Director:

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Recurring Role:

Guest Star:

Thanks to: imdb.com, tv.com

マン@サミール (2007.03.12 00:16)

ここ日本でも、シーズン1のTV放送が、いよいよクライマックスにさしかかっています。夜中に録画されているはずのビデオが手違いで録画されていなかった!
あわてて、レンタル店でディスク11とついでに最終話と
メイキングが入っているディスク12を借りて、いっきに
見てしまいました。スゴイ!、シーズン2早く見たい!

ところで、tinkerさんが、「12話で「メンバ多過ぎ」となって大騒ぎしたのはナンだったのか、私にもあなたにもわからない」と書いておられますが、この回のやりとりの中で、アブルッチ「人が多すぎると言っていなかったか?」マイケル「計画を変えて、タイミングも変わった」
T・バッグ「心臓がバクバクするから、そういう情報は早めに流してもらいてー」と吹き替えでは言っていました。

そうなんです、「計画を変えて、タイミングも変わった」
マイケル的にはOKなのです!?

tinker (2007.03.12 14:59)

おぉ。そうでしたか。いちおう説明はされてたんだな。T-Bagの台詞はおもしろいですね。

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