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プリズンブレイク/Prison Break :: 1-18 :: Bluff :: マイケル精神治療病棟に入れられる
マイケルが精神治療病棟に入れられちゃったので(理由はヒミツ)、その間、残された脱獄メンバーたち、マイケルの留守を守ってる連中はジタバタと連携する。看守のワイロ目的に急にカネが要るっていうんで、いい味出してる老泥棒は妻の形見の大事な金時計を嫌な看守に取られたり、C-Noteは他の囚人にボコボコにされたりして、じつにまったく綱渡りの連続で、私の好きなT-BagはC-Noteと組んで全開バリバリ、怖ーいメキシカンとポーカー勝負に乗り出した。
また、塀の外では、リンクの息子がヤバいことになってて、こちらもなかなかいい味出してるシークレットサービスのケラーマンもまた顔に似合わず老練なスパイぶり、とにかくいろんなことが秒刻みで起こるので目が離せません。
また、このドラマの英語はちょっと癖がある(よね?)。刑務所スラングなんでしょうか。私の英語能力ではちょっと荷が重い表現がポンポン出てくるのでそこらへんも楽しんでいきたい私としてはヘッドホンから聞こえる台詞に120%集中していないと聞き取れないからじつにまったく楽しくてシンドイ視聴がえぶりうぃーくです!
あぁ、疲れたけどおもしろかったです!
これだけいろんな出来事が交錯していく中で、マイケルはやっぱりマイケルの存在感がデカイ! これはすごいことだと思うんです。普通、この種のテレビドラマ手法(つまりいろんな出来事が同時進行していくパターン)というのは、脚本がダメダメだと、「いったい誰が主人公だかわからない散発的な物語」に成り下がっていくのが多いと思うんですが、Prison Breakは一本芯がある。
マイケルは女性に人気のあんなにヤサ男のルックスなのにもかかわらず、T-BagやC-Noteといったコワモテの方々に負けてない、というか、彼らを「引っぱっている」という強力なリーダーシップ能力があります。マイケルがアッチにいてもやっぱり彼が物語の中心にいて、彼の求心力が通底しているという点で秀逸なドラマではないかと思っています。
マイケルの留守を守っている脱獄メンバーたちの奮闘ぶりが私の目にはケナゲに映りました。彼らにしたら「おれも逃げたいからやってるだけ」という風にいうんでしょうけど、でもやっぱりみんなはマイケルがこの非常事態を乗り切る名案を出してくれるだろうと信じているからこそ、あそこまでジタバタするわけですよね? だって、「もうダメだ」って思ったら、ぜんぶマイケルひとりに罪をなすりつけて「俺知らんし」といえばいいわけだし。
あんな怖ーい方々をあんな風にヤルキにさせているマイケルの存在感ってすごいなぁと思いました。タダのヤサ男ではないというのが彼の魅力です。
ではまた来週!
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- 1-18 :: Bluff :: マイケル精神治療病棟に入れられる
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