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ウィリアム・ギブソンが自身のブログでモリィのミラーシェイドについて語る

trans「ニューロマンサー」の作者ウィリアム・ギブソンがいまになってモリィのミラー目について語り始めた模様。ウハ。
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SFファンなら誰もが知ってると思いますが、ナニソレって方も中にはいると思うのでいちおう書いとくと、「 Neuromancer(ニューロマンサー)」はサイバーパンクSF文学の元祖であります。20年くらい前に出た。黒丸尚先生のルビだらけのわけわかんない翻訳を見た瞬間、ナンじゃこれは〜と脳髄をギリギリ刺激されました。

これに出てくるヒロインがモリィっていうニンジャみたいな女性で、彼女は優美なダンスを踊るようにテキをやっつける。彼女は目がインプラントされてて、遠目には大きなサングラスをかけてるようにみえるんだけど、近くで見るとそれは皮膚と一体化している。ケイスとナニするシーンで「指紋がつくから触らないでね」っていう台詞がsexyだったよ〜。

という設定のキャラですが、作者のウィリアム・ギブソンがいまになってそのことを自身のブログで語っています。「あの目は結局どうなってるんだ?」というメールがジャンジャン来てるんでしょうか。

「小説的ブラー手法("blur around it with language" を拙訳)」なんて言い方で「アレは小説だからネ、まぁつくりもんなわけですよ」みたいな前置きをしつつ、「バットで培養された光学的に働く有機臓器("vat-grown, genetically optically perfect organ" を拙訳)」でナンチャラみたいに説明しています。ふうん。短い説明ですが、ファンは天の声のように拝聴するのでありましょう↓

WILLIAMGIBSONBOOKS.COM :: MOLLY'S MIRRORSHADES; ZEISS-IKON EYES

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