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映画「スキャナー・ダークリィ」のプロモより

transか、か、か、感動です。1977年のディックのインタビュー動画。ありがとうYouTube。きみはすごいよYouTube。ディックがしゃべっているよ!ディックが動いているよ!
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私はディックファンだが時代背景なんてよく知らなくて、フラワーチルドレンとかカウンターカルチャーなんていう言葉は知識として知ってるけど、この時代の芸術家をすべて好きというわけでもないので、あまりそういう批評家的な視点で見てこなかったというか、純粋にSFファンとして楽しんできたというかんじだったけれど「ニクソン政権下の政府に創作活動を邪魔された」なんていうことを切々と述べているのを見ると胸がちくちくする。それでパラノイドになってあんな狂気が産まれたのかぁ。大学時代、ギンズバーグをファナティックに愛してる先生がいて、あの感動オーラに満ちた講義を走馬灯のように思い出してしまった。

上の動画は映画 "A Scanner Darkly/スキャナー・ダークリィ(2006)" のプロモの一部なんだろうか。"Scanner Darkly" は原作の翻訳が「暗闇のスキャナー」っていう題名でハヤカワから出てて、私は昔何度も読んだ。ディックがいちばんディックらしいと私が勝手に思ってるオキニのヤツだ。こ、こ、これは観ないと!

キアヌ・リーブスが出てるんですね。映画の予告編はこちらで観れます。「ディックなんて知らんよ」って方もどうぞ。おもしろそうですよ↓

apple.com :: trailer :: A Scanner Darkly

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