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ロスト/Lost :: 3-22 :: Through The Looking Glass (1) :: ネタバレ

transLost。シーズン3の22話。シーズンフィナーレはロング2時間です。こちらはpart 1。ネタバレ!
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!
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ビーチ

アザーズ待ち伏せ作戦。サイード、バーナード、ジンの3名が狙撃者として残る。他のみんなはラジオタワーに行く。サイードはジャックに「命を賭けてこれを成功させるからぜったいなにがあっても戻ってくるな」と決意を示した。サンとジン、バーナードとローズは涙のお別れをした。ハーリィはクレアに話しかけて「チャーリィはだいじょうぶだよ」とげんきづけた。3人を残してみんなは出発開始。

バーナードとローズはたまーに出てきて泣かせてくれます。この2人はおいしいな↓

R. "I want you to say it again."
B. "I am a dentist, I am not Rambo."
R. "Don't you forget it."

ナオミはもうげんきになってスタスタ歩いている(ドラマですから)。彼女は万が一のときのためにジャックに衛星電話の使い方を教えた。チャーリィが予定通り "Looking Glass" で妨害電波を出すヤツを解除できれば自動的に彼女の電話はつながるわけで、ときどき取りだしてコールしてみるけどやっぱりつながらない。

その頃チャーリィは海底でアザーズ女性2名に拷問されていた。「おまえはだれだ?どうやってここにきた?」と聞かれて「ジュリエットに教わったんだ。彼女はいまはおれたちの味方だゾ」と教えてやったら、相手はびっくりしてベンに連絡した。彼女たちが通信している部屋にデズモンドがいっていた『点滅する黄色いライト』が見えた。その下にスイッチがあるはずなのだ。ベンはチャーリィがそこにいると聞いて仰天し、ミハイルを "Looking Glass" に向かわせることにした。そしてジュリエットが裏切ったことを知ったのでライアンに連絡したが、彼は既に作戦行動に入っており、無線を切っていた。

サイード、ジン、バーナードが秘かに見張る中、武装したライアンたちがテントに近づいてきた。彼らはテントにジュリエットが残したマークを見つけて突入。女性たちを拉致し、抵抗する者は射殺せよと命令されている。いくぞーと突っ込んでいったら、サイードたちの待ち伏せドカンが出迎えて何人か死んだ。よしーと思ったら、ジンだけ狙いが外れてダイナマイトは不発。形勢は不利となり、結局、3名は拘束されてしまったよトホホ。

モーゼに率いられる人々のような移動チームは遠くにダイナマイト爆発を見た。だが3つあるはずの爆発が2つしか見えないので、ローズやサンは大心配となる。戻ったほうがいいんじゃないかという意見も出るが、ジャックが強硬に「このままラジオタワーにいく」と皆を説得した。ローズがまた泣かせる台詞をいう↓

"If we say leave together die alone to me Jack, I'm going to punch you in the face."

ほんとにこのオバサンはイイ台詞を吐くなぁ。ナオミは衛星電話を取りだして、コールしてみる。まだつながらない。チャーリィは捕まっちゃってるからしょうがない。その頃、チャーリィは黙ってればいいのにアザーズ女にペラペラしゃべっていた。「黄色いライトの下のスイッチを押せば妨害電波がなくなるんだろ。それを切りにきたわけよ」「なんでそんなこと知ってるの?」「知ってるから知ってるの。あんたたちがおれになにをしようと、おれはそれを切ることになってるわけ」「そうなの?」「そうそう」「んじゃ暗証コードも知ってるの?」といわれたチャーリィはウグッと絶句する。そんなのなかったよなぁ。「あの機器を切るには暗証コードが必要で、わたしたちとベンしか知らないんだよ」「ふぅむ。たぶんソレは必要ないんだ。このステーションは浸水するんだから。おれがそれを切るとレスキューがきて、おれのともだちが助かるのさ」「ここが浸水したらあんたはどうやって逃げるの?」「おれは死ぬさ」。女たちは黙った。

サイードたちを拘束したライアンはベンと無線連絡。待ち伏せされたこと、人々が消えたことなどを話した。ベンは「ジンを殺せ」と脅迫。そしたらバーナードがあっさりペラペラしゃべった。「みんなはラジオタワーにいった」「ジュリエットは明日だと思ってたはずだ。なぜ今夜だと知った?」「カールって子が教えてくれた」。てわけで、ベンはジュリエットだけでなくアレックスにも裏切られたことを知り、こわい顔になった。

翌日。ベンは予定をたてた。自分ひとりでラジオタワーに行くといい、リチャードには「予定通りみんなでテンプル(お寺?)に行け」と指示した。さいきんのベンはチビリ顔になることが多くなった。いままでは『自信たっぷりに人の心を操る悪魔』てかんじだったが、既にオーラはない。リチャードは事態が急変していることに不安を感じている。彼はベンの求心力を疑い始めているようだ。「みんな不安がっています。ロックはどうしたんだろうとか、ジェイコブのこととか、ビーチにいった者たちは全員死んだんじゃないかっていう噂まで出てるんですよ」と訴えるが、ベンは考えを変えない。

ベンがひとりで行くと聞いたアレックスが「わたしもいく」といった。ベンはオッケーした。「どうせカールに会いたいんだろ」と裏切りを知ったことを教えてやった。ベンはアレックスと2人だけでジャックたちと会ってどうしようというのでしょう。『テンプル』ちゅう言葉が(たぶん)初めて出てきた。以前ベンはロックに「そこは古い場所でもある」といってたんですよね。

デズモンド。カヌーで気絶していた彼は目が覚めた。と思ったらミハイルが浜辺からバンバン銃撃を始めたのでたまらなくなって水に飛び込んだ。彼はチャーリィと同じところにきた。アザーズ女たちはあっちの部屋で話し合っていたので見つからずにすんだ。こっそりそこらへんに隠れた。

こちらは移動組。ソイヤーはあれ以来、というのは自分の両親の仇を殺して以来、ふさぎこんでいるようだ。ケイトのことをケイトと呼ぶようになったので、ケイトはなんかへんだと思っている。またいつもの夫婦ケンカのシーンがあったりする。彼は黙りこくって歩いていたが、とつぜんジャックに「ビーチに戻る」といいだした。サイードたちの安否を確認したいのだ。捕まってるなら助けなくちゃ。彼はケイトには「ぜったいついてくるな」といった。ジャックが「武器もなくどうするんだ」といったら、ジュリエットが「武器を隠してるところを知ってるから案内する」といってついてきた。ジャックとジュリエットはキスして別れた。

てわけで、ソイヤーとジュリエットは2人でモーゼチームから離れたが、彼女が「武器がある」っていったのはウソだったと後からわかる。そうでもいわないとジャックが止めると思ったらしい。彼女は元アザーズの一味で、責任を感じているのか。それともまたなんかウラがあったりして。「なぜうそをついてまでビーチに戻るのか」とソイヤーに聞かれたジュリエットは「カルマだわね」とわけわからんことをいう。このシーンの会話はけっこうおもしろい。「ジャックとはどんなもん?」と聞かれたジュリエットは「あなたはジャックとどんなもん?」なんて答えたりする。口の減らない2人ってかんじです。2人が草原を歩いていたら、後ろからハーリィが追いかけてきた。彼は友達の役に立ちたいと思ってついてきたんけど「おまえがくるとおれらが死ぬ」とソイヤーにいわれてトボトボ帰った。

こちらは海底の "Looking Glass"。ミハイルが遅れて到着。彼は2名の女性を見て「君らはカナダにいったと聞いてたぞ」といった。ミハイルもベンにダマされてたのだ。さらに彼はここの目的が妨害電波を出すことだったっていうことも知らなかったのでチャーリィからそれを聞いてびっくりした。彼は無線でベンと話し「なぜダマしていたのだ?」と問いつめた。ベンはいつもの調子で「ジェイコブ様の思し召しである」「私を信用しなさいよ」とケムに巻く。そして「なんとしてもその妨害電波を出し続けなければならない。そしてチャーリィを殺せ」と命じた。さらに「この秘密を守るためにグレタとボニー(2人のアザーズ女性)のほうも頼むぞ」と述べた。殺せってこと?ベンはとにかくだれもかれもこの島から一歩も出させたくないらしくて、もうそれしか頭にないようであり、なぜそこまでこだわるのかがフシギである。ミハイルのベンに対する忠誠心は揺らぎだしたように見える。ミハイルはデズモンドが海に飛び込んだことを知っているから、そこらへんを探し始めるかも。

こちらはベン。アレックスと徒歩で移動中。ジャックたちよりも早くラジオタワーに着きたいのだ。アレックスに「なんで私の同行を許したのか?」と聞かれたベンは「おまえを新しい家族のところへ運ぶためだ」なんていう。不明瞭な答えだが、カールのことを皮肉ってるんでしょうか。そして「おまえは裏切っただろ?」と問いつめた。「あなたはカールにひどいことをしたじゃないか」「おまえを妊娠させたくなかったからだ。やりすぎたってことは認める」と答えた。ここでアレックスがみんなの疑問を口にした↓

「ベン、どうして彼らを行かせてあげないの?なんでそんなに邪魔するの?」

そう、これが聞きたかったんだよな!どうしてだよ!と思ったら、ベンは「あたりまえだろ」という顔つきで「そりゃむりだ」と答えた。答えになってない!

こちらはベンにおなかを撃たれたロック。彼は瀕死の状態だが生きている。足が動かないようだ。またマヒに戻ったのだろうか。死体の山の中にブッ倒れている。古い銃があった。もうだめだと思ってそれで自殺しようとしたら、ウォルトが現れた。マイケルの息子のウォルトです。

「死んじゃだめだ、ジョン。這い上がれ。まだやることが残されている」

ウォルトの幽霊(?)はロックをげんきづけた。ひさしぶりに出てきたウォルト君はずいぶん大きくなっていた。

今週のフラッシュバックはジャック編

離婚後のジャックはズタボロさえないきぶんでヒゲボーボー。アル中みたいだ。飛行機の中で新聞記事を見て落胆する。だれかが死んだ?シーンは変わり、車中で彼はひとり泣く。そしてどこかに電話するが、ボイスメッセージが応答。「ぼくだが ... 新聞を見た」まで言ったら切る。車を降りたらそこは橋の上。投身自殺するんかと思ったら、後ろで交通事故が起こった。そこで女性を救った。彼はヒーロー扱いを受けるが、うれしくもなんともないようでゲホゲホきぶんは治らない。

別れた妻のサラが病院にようすを見にきた。緊急時の連絡先が彼女になってて、それでびっくりしてきたらしい。「夜中の2時にあんなとこでなにしてたのか。また飲んでるのか」と聞かれた。彼女はおなかが大きい。「家まで送ってくれるか」と聞いたら「それは適切ではないだろう」といわれた。既にあっちとこっちで別々の人生がスタートしてるということか。2人はサヨナラした。

ジャックが助けた女性はすごい重傷でベッドにいた。それでも一命はとりとめたってことなんだが、彼は「自分で彼女の手術をしたい」と申し出る。なぜかわからないが、罪悪感を感じているのか。担当の医師は「あとは我々がやります。帰ってゆっくりしてください」とジャックを追いだした。帰る途中、女性の息子だろうか。男の子がジャックに手を振った。

title: 3-22 :: Through the Looking Glass Part 1
aired date: 2007/05/23
Writer: Carlton Cuse, Damon Lindelof
Director: Jack Bender

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  • Title: 3-22 :: Through the Looking Glass (1)
  • First Aired: 2007-05-23

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Thanks to: imdb.com, tv.com

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