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カイルXY/Kyle XY :: 2-11 :: Hands on a Hybrid :: ネタバレ

transKyle XY。シーズン2の11話。ネタバレ。
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SPOILER!!!
ネタバレです!!!

前回のエピでカイルたちが危険を犯してゲットしたアイテムはいちまいのスナップ写真であった。いったいコレになんの意味があるのかカイルにはわからない。ウラには「光が君を導くだろう」と書かれてある。はっきりいえっちゅうの!

今週はガン患者のためのチャリティイベントにみんなででかけるというお話で、じつはガンだというアンディも秘密を隠してやってきた。彼女はみんなの前ではピンピン普通にふるまっているがジョシュとニコルだけは知っている。

イベントでゲームをやって勝者には新車がもらえるっていうので、ジョシュはおおはりきりとなる。あのポンコツはその後出てきませんがどうしたんでしょうか。彼はズルして、ゲームの司会者にこっそりワイロを渡して(大したもんだ)、勝ち残りを目指すがそれをアンディに知られちゃう。アンディは常に世の中をナナメに見ている皮肉屋だがこれには怒った。「あんた、チャリティイベントでズルするなんてサイテー!」とカマした。この先泣けるシーンがあるわけですが、ちょとその前に別の話を。

その日、MADACORPでは新ハイテクマシンのCIRを使った初人体実験をやるっていうので、スティーブンは休日出勤させられた。ロリは「パパは浮気してるな」と思い込んでてムカムカしている。CIRの被験者はトム・フォスだった。バレンタインは拘束したトムの記憶をとりだしてやろうとしていて、ちょうどいい実験台だと思ってるみたいだ。スティーブンは急に呼びだされて仕事をさせられるが、彼は別室にいてコンピュータをいぢってるだけなので、男をむりやりイスに縛りつけているなんていうシーンを見れてない。彼はこれが仕事だと思っているが、でもマシンのテストが合格したのが昨日の話で、被験者がこんなに早く見つかるなんてへんだと怪しんでいる。普通だったら被験者の状態を調べたりして何日かはかかるもんなのだ。

トム・フォスを連れてきてイスに縛りつけてるのはエミリーで、私は以前のエピの感想で「もしかしてトムとエミリーは過去になんかあったりして」と書いたけれど、そういうことはないようだった。トムは縛られてへんな光を見せられてウギャーと悲鳴をあげるが、そのときのうわ言で「おれは酒を飲んでない!」といってるので、これは家族が死んだときのことを思い出しているんだろう。てわけで彼は拷問状態で大ピンチ。かなりヤバそうなので失敗したら廃人になるんぢゃ?

さて、こちらはガンのチャリティパーティ。パーティにはジェスもきた。ジェスは自分の出生はどこかへんだと疑り、カイルは自分と彼女はなにかの線で繋がっていると本能的に気づいている。そんなふたりはパーティの最中にうちとけあった。カイルは悩む彼女を助けてあげようとして、チャネリング(みたいなもん)にトライする。あの秘密ラボの記憶がウガーとふたりの脳を襲った。さらにジェスがXXだった頃の記憶が出てきた。港のコンテナで怯えてたのをエミリーに拘束されたあたりの記憶が蘇ってきた。「なんでエミリーが私にそんなことする!?」。ジェスは大混乱となり、カイルはすべてを理解した。ジェスは自分をジェスだと信じているから混乱しちゃうのだ。まるっきりカラッポゼロの状態で森から出てきたカイルは自分がなにものかわからなくて悩んだわけだが、ジェスのほうはウソの記憶を埋め込まれて世の中に出てきたわけであるからこっちのほうがヤヤコシイというか、気の毒です。

というふたりはパーティのあいだじゅうぢっと見つめあって手をとりあってるもんだから、こりゃだれが見てもイイかんじと思われるんで、カイルは浮気してんのかとアマンダの逆鱗に触れた。最後はふたりのラボ時代の記憶がドバーとラッシュし、ジェスはガガガガガガーとパニクり、彼女は興奮すると回りのもんがスパークしていくというエスパー体質なのでこのときも電気がショートし、火花が散って、カイルとジェスはドカーンとブッ飛んでふたりは気絶した。パーティは騒然となった。その後、ふたりはベッドに寝かされたが、起きあがってお互いにおへそがないことを確認しあった。おなかを見せあってるところにアマンダが来てウヒャー。彼女は完全にダメ出し。カイルをjerkな遊び人だと勘違いしてしまったよ。オタオタするカイルは「チャーリィと同じだ!」といわれちゃう。チャーリィっていうのはアマンダの元恋人の遊び人のおにぃちゃんだ。ま、あの状況だとそう思われるわな。

その頃、MADACORPの実験は終わってスティーブンは返された。トムがどうなったかはわからない。スティーブンがエミリーといっしょにパーティ会場に戻ったら、そこは電気ビリビリの残骸でごったがえしていて、その頃、ロリは頭にくることばかりで、自分を襲った暴漢はジェスだと知ったばかりであり、自分の父親はジェスの姉と浮気してるし(彼女はそう信じている)、カイルとジェスは手を握りあってたかと思ったら、そこらじゅうで火花が飛ぶし、もうわけわかんないし、むちゃくちゃ腹が立つというようすであり、戻ってきた父親に「コイツの妹がわたしを襲った!こんなオンナのいうこときくなバカ!」と大声をだす。あっちこっちでグチャグチャです。

こんな調子で物語の主要人物たちは見事に分裂気味であり、トラガー家は大ピンチであり、カイルはアマンダにフラレそうであり、人々は誤解と猜疑心に揺れて大パニックだが、ジョシュとアンディだけは美しかった。みんなの前でふたりが口論になったとき、アンディは「どうせわたしはガンだ!」と口走っちゃう。みんなひぃいいとおののく。彼女は走り去ってジョシュは追いかけた。その後、アンディはアンディスマイルで戻ってきて、Tシャツを見せてイヒヒと笑った。「わたしはガン娘です」と書かれてある。びっくりするジョシュに「あんたのもあるよ」といってもうひとつ取りだした。「ぼかぁガン娘と付き合ってます」と書かれてあった。ジョシュは彼女をものすごくいとおしくて "You're awesome." と感想をいった。アンディちゃんも "You're kind of awesome, too." と答えた。ふたりはキスをした。このお子様カップル、イイナー。You guys are awesome!!! だれかこの娘のガンを治してあげてください!!!

ラスト。家に帰ったエミリーは、ジェスが一足先に家に戻ってるからびっくりした。そしてそこにはいるはずのないペイジ(エミリーの娘)がいて「ママー」と呼んだ。エミリーは心底ビビるが、ジェスは「わたしがどこからきたのか教えろ」と怖い顔。手には包丁。ジェスたちはどっかに消えた。

※感想

は、は、はやくつぎを見なくちゃ!ど、ど、どうなるんだよ〜。

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  • Title: 2-11 :: Hands on a Hybrid
  • First Aired: 2007-08-20

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Thanks to: imdb.com, tv.com

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