父母弟妹の5人家族の長男クリスはブルックリンの新居に引っ越してきたばかり。

母ロシェルの強引な提案でクリスだけが弟妹と違う学校に行くことになります。「教育がいいから！」というのがその理由。ここでクリス・ロックのナレーション。"It's not a Harvard kind, just a Not-sticking-up-a-liquer-store kind." 蛇足ながら意味を要約するとこういうかんじ↓

「母がいう『良い教育』っていうのは、ハーバードに通うことではなく、『学校の帰りにフラフラ酒屋にタムロすることのない学校生活』という意味なのだ。」

母のススメに従って「良い教育」を受けにCorleone Junior High Schoolに通うことになったクリスですが、行ってみたら黒人は彼のみ。周囲の険悪ムードに押されつつ嫌な予感がすると思ったらさっそく洗礼を浴びるのだった ...

基本的に自虐ネタのお笑いコメディなのですね。

クリス役のタイラー・ウィリアムズはジタバタぶりが可愛くてペットにしちゃいたいくらいだし、家族のみんなも楽しいし、クリス・ロックのナレーションは気が利いてておもしろいし、80年代のPOPなカルチャー（音楽やストリートその他）が随所に出てくるのが懐かしくてナイスです。なんだかクリス・ロックのスタンダップショーに映像がくっついたみたいなドラマともいえます。

オススメ！