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スレショールド/Threshold 。昨年オンエアされたが途中打ち切りされたドラマシリーズ。でもおもしろいと思うんで紹介します。
映画「スパイキッズ」のお母さん役、Carla Gugino(カーラ・グギーノ)主演。ナカナカにスリリングなSFです。最後まで見てみました。どうしてこれが打ち切りになるんだろーと思いました。曜日&時間帯が悪かったんだなきっと。こんなおもしろいものをやめちゃうなんてもったいない〜。8月にDVD出るそうなんで日本でもレンタル(またはオンエア)されたら流行るんじゃないかなと思います。
ドラマ紹介 -----
2005年9月16日。北大西洋上で海軍の船舶、ビッグホーンが空中に浮遊するフラクタルパターンに遭遇。
不快なノイズを発するそれを観たクルーたちはその場でDNAが変異し、奇怪な死を遂げるまたは超人と化して現場から逃走した。逃走したクルーたちは超人的なパワーを秘めて感染者を増殖させるべく米国本土に上陸してくる。これはエイリアンが地球に放った武器なのか?
国家の安全保障に関わる「最悪の事態」を想定したシナリオ分析の専門家、モリィ・キャフリーがワシントンに呼ばれる。彼女を筆頭に、最先端フィールドの専門家たちが招集され、完全アンダーカバーなエキスパートチームが秘密裏に結成された。
すべては「最悪の事態」を回避することに捧げられる。情報を収集し、分析し、ときには事実を隠蔽もしくは捏造する。チームの存在は公式には認められておらず、人権は二の次の超法規的な捜査手法が許された彼らはUS政府の大奥ともいえる。
ナイジェル・フェンウェイは元NASAの微生物学者兼医師。ルーカス・ペグは繊細な感性を持つ物理学者。アーサー・ラムジーは天才肌の数学者兼言語学者。キャバノーは高い統率能力及び作戦遂行能力を有する軍人だが所属や過去は全く不明。
Writer (episode 1): Bragi Schut
Director (episode 1): David S. Goyer
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※エイリアンのウィルスによってDNA変異し凶暴になっていくという設定は小説「二重螺旋の悪魔(by 梅原 克文)」を思わせます。この小説で描かれているハードコアなバイオ恐怖となんだか似ている気がしました。
余談ですが、この小説おもしろいです。DNAと聞くとバイオSFの話かと思ってしまう、あるいは、"ex" で始まる英単語を見ると "extraterrestrial(超常現象)" かと思ってしまう、あるいは、"extraterrestrial" という単語をスムーズに発音できる、なんていう日常で生活されている方にはオススメです(笑)。ほかにもなにかこの種の本でおもしろいのあったら教えてください〜。
※Thresholdは2005年9月にCBSでオンエア開始されましたが、9話で途中打ち切り。その後、UKのSkyoneにて未放映分も含めて1月にオンエアされました。アメリカでは未だに放送されていなくて、ファンが怒っていたところにやっとこさというかんじで8月にDVD発売されることになったようです。こちらには未放映分も含まれます。
※最終回のクリフハンガーは不満ですけど仕方がありません。制作していたときには打ち切りではなく次シーズンもありという想定でやってただろうし、打ち切りが決まった時点で脚本を練り直す予算があるわけないのでテレビドラマにはよくあるこ
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