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ザ・シールド〜ルール無用の警察バッジ〜 :: シーズン1の感想

date: 4/02 22:42

The Shield。現在season5が終了しています。次はいつかな。

私はこのシリーズが本当に好きでついさいきんまたseason 1を見直してみました。んでseason 1のレビューを書きました。ファンの方は語り合いましょうw。アクションドラマを好きでThe Shieldをまだ観てない方はゼヒゼヒいちどお試し下さい。

ご存じない方のために要約を少々 ...

ロサンジェルス、ファーミントン地区は全米屈指の犯罪多発地域。主人公のヴィック・マッキーはファーミントン警察のストライクチームのリーダーです。

イノシシのような体型にスキンヘッド。暴力を力と弾丸でネジ伏せていく強引な捜査方法ゆえに署長から嫌われています。いたずらっこがそのまま大人になったようなチャーミングな一面もあるけど、ドラッグを盗んだり、ギャングからカネを巻き上げたりなんていうことも陰でコソコソ。汚濁のような悪を制するための必要悪といった存在の刑事です。

ヴィック・マッキー(顔アップ)

ヴィック・マッキー(犯人追跡中)

マッキーと衝突する警察署長

ほんとはもっとヤバいことに手を染めているのですが、ネタバレしないので述べません。パイロットからいきなりやってくれますね!もうあのパイロットのラストでアクセル全開ってかんじです。

パイロット衝撃のラスト(ネタバレなし)

ファーミントンでは、少年による万引きや未成年売春なんていうクラスの犯罪は、もう事件とはいえないほどに微罪扱い。警察官は陰惨な殺人事件の捜査に追われ、市民は暴力に怯え、ギャングが街を跋扈するという絶望の日々。ギャングを掃討し、ファーミントンを変えようとしている署長の努力にも関わらず、こういった貧乏エリアには市の予算が回ってきません。よって警察署のトイレもしょっちゅう壊れるというこの現実。

こんなファーミントンのことをマッキーはよく「my backyard(俺の裏庭)」と呼びます。つまりこれはアメリカ社会の暗い一面、アメリカのバックヤードと読み換えたらそのまましっくりくるような気がします。

マッキーを始めとして登場人物たちは皆ユニークで演技が上手。また、いかにも報道映像を思わせるブレブレのビデオ編集が臨場感に溢れてドキュメンタリータッチ、さらにCold Playを始めとするロックンロールなBGMがハードコアな映像によくマッチしています。

シーズンフィナーレもよかったですよね。いったいこれからストライクチームはどっちにいってしまうのか ... 暗い未来と葛藤を予感させるシーズンフィナーレ。私、個人的には、ヤク中の売春婦、コニーの演技に特に注目してます。あのジャンキーなヨレヨレ感、じつにリアルで痛々しい。ほんとにああいうひとをつかまえてきてドラマに出させてるみたいだもん。みなさんは誰が好きですか。

このひとです

サイコーです、The Shield。

では順次不定期で、season 2〜5のレビューもアップしたいなと思っています。


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