date: 10/01 01:26
Reaper。CWの新コメディシリーズ。21歳の誕生日に悪魔のお迎えがやってきた!お子様向けだけどおもしろいよ。
SPOILER ALERT!!!
ネタバレです!!!
サムは21歳の誕生日を迎えたが、彼はドロップアウターで朝寝坊とXBOXが趣味で、サエないアルバイト人生を送っていて、弟にもバカにされている。そんなダラダラ人生に嫌気が刺してるところなので、誕生日つっても本人はうれしくもなんともない。いっしょに暮らしている両親がいる。普通だったら説教のひとつもするところなのに、この親たちの言動はかなり不可解である。ママは大学をドロップアウトしたことを責めるどころか「1ヶ月も辛抱してえらかったとおもうわー」とサムを抱きしめ、パパは「今日は誕生日なんだから友達とハメをはずしてこいよー」とにっこりする。これではなんだか不治の病にかかったかわいそうな息子に接するみたいで、こりゃへんだ!
サム自身、じぶんをダメダメだと知っているので「親たちはへんだぞ!」と思うんだけど、その理由がやがて父の口から明かされた。「サム、だまっててごめんよ」と父は隠していた事実を告白した。「じつはさ、おまえが産まれる前に悪魔と取引をしちゃったんだよネ。『初めて産まれる子供が21歳になったら魂を渡す』ってことになってるのだよ。お父さんはその代わりに悪魔に病気を治してもらったのだ」というショッキングストーリィ!
父母はそのことを深く悔いていて、20年間悩んできたのだという。サムが産まれる以前、父は無精子症と思われていて「わたしら夫婦は子供をつくれないんだから、悪魔と契約しても損にはならない」と計算した上で契約を交わしたという。でも、それはじつは悪魔のハメ手で、無精子症と診断した医者は悪魔にばくちの借金を肩代わりしてもらうかわりにウソをついていたということなのだった。サムの母が妊娠してダマされたことに気づいたけどもう遅かった。ということなのであった。
てわけで20年前の約束通りに悪魔がサムの前に現れた。高そうなスーツを着たおじさんである。パッと見、企業の重役のように見えるが、ニタニタ笑いがやっぱり悪魔っぽくておっかない!
サムは悪魔に「魂を取られるってのは具体的にどうなるんですか?ぼくは地獄にいくの?」と聞いてみた。悪魔は「はっはっはっ」と高笑いし「それはまだまだ先の話だから心配せんでもよい。きみはね、わたしのために働いてもらうことになるんだ」「だれかを殺せってこと?」「オイオイ、殺人なんてしちゃいかんよ。君の仕事はバウンティハンターみたいなものだね。地獄から逃げだした悪い魂をつかまえるの。楽しいよ!」といわれて、へんな箱を渡された。開けてみたらハンディクリーナーが出てきた。クルマの中なんかのチリやホコリを吸いとるハンディタイプの掃除機。よくやるヤツ。
ところで、サムはホームセンターで働いているんだけど、ここの仕事仲間のみなさんがこのドラマのメインキャストである。サムと仲良しのソックはヒゲのあんちゃんで、アンディはサムが憧れるカワイコちゃん ... 等々。サムは悪魔の事件を親友のソックに話した。ソックは最初はゲラゲラ笑っていたが、悪魔から渡されたハンディクリーナーの並外れた吸引力(トラックを吸いつけた!)を見て、ギョギョギョと腰を抜かした。ソックに手伝ってもらって、ふたりはホームセンター版ゴーストバスターズのような格好となり、放火魔男と対決に挑む!相手はこりゃまた凶悪そうなつらがまえで、火を吐くマッチョヤローなのだ。どうなるんでしょうか〜。
※感想
多くを期待したらハズすでしょうが、キャストのみなさんがホノボノ癒し系で、ボケーと見てるぶんにはおもしろいです。「
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