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ナイトメアズ・アンド・ドリームスケープス :: 1-01 :: Battleground :: ネタバレ

date: 7/15 03:04

Nightmares And Dreamscapes。シーズン1の1話。スティーブン・キング原作の新ドラマ第1話です。

このドラマ、台詞は一切ナシ。

おもちゃメーカーの社長を暗殺した殺し屋の自宅に包みが届く。中から出てきたのは、ミリタリーフィギュアのセットだった。コレクターが喜びそうなボックスに入っている。

彼は不審気に差出人を見、しばらくそのままにしておく。バタンと音がしてその箱が落ちたと思ったら、中に入っていたフィギュアがなくなっている。ん?と思ったら、ゴハン粒くらいの銃弾にダダダと攻撃を受けた。痛ッ。

な、な、なんと、フィギュアの兵士たちがソファの下に陣地をつくって男に攻撃している模様。

銃弾といっても小さいのでカスリ傷程度である。男はバカヤロウとばかりに、ふんづけてやろうとしたらば、バスーカ砲で攻撃された。こ、こ、これはちょっと効いた。

男はこのあたりから本気になり、銃で応戦し始めた。相手は小さいが、本物の軍隊のごとくにジープで移動しつつの巧みな連携プレーでコンバットを挑んでくる。思ったより手強いと思ったら、こんどは攻撃ヘリが編隊を組んで出てきた!

まぢ〜?ひるんでいるとロケット砲を撃ってきた。まともにくらったらかなりヤバい重火器である。ローターが腕に当たり皮膚が裂けた。思わずトイレに逃げ込む。

部屋は戦場となり、家具はメチャメチャ。リビングはフィギュア兵士たちに占拠されてしまった。隙間から覗くと人形たちがキビキビとした動きで辺りを哨戒中である。

こ、こ、こんなことはありえん。だがいまはとにかく戦うしかないようだ。さすがに彼も殺し屋だけのことはあり、自分で自分の傷を縫ったりして闘志を見せている。相手は突入をかけてきた。立て続けにロケット砲を打ち込まれる。たまらず窓から逃げた。ここは高層ビルである。高いところを移動して、ヘリの攻撃を排除しつつ、なんとかリビングに戻ってこれた。男は殺虫剤スプレーとライターの火炎放射器で応戦する。相手はひるまない。

※感想

こんなこといったらファンに怒られるでしょうが、キング先生はもう「出尽くした感」があるんで、私はまったく期待していませんでした。ところがどうでしょう。ナカナカ楽しいエピソードでした。人形たちの動きがおもしろいし、台詞がなくSEのみという手法も「男1名で孤軍奮闘している」というかんじがよく出ていて、特に最後の15分くらいですか、ウワーってかんじでした。

男とフィギュアたちの戦いに絞り込んだミニマムなつくりは、テレビドラマにぴったりだなぁと思いました。前半、コンバットのサンダース軍曹を苦労してやっつけたと思ったら、後半はランボーみたいなヤツが出てきて男をさらにヒィヒィいわせます。最後の最後はもう傷だらけのローラです。おもしろい!楽しいシリーズが始まってうれしい限り。

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aired date: 07/12/2006

Writer: Richard Christian Matheson

Director: Brian Henson

Story: Stephen King

Guest Star: William Hurt (John Renshaw)


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